想定の範囲内?

本日午前中は、ELEC同友会英語教育学会のサマーワークショップ資料作成。「ディクテーション再考」がテーマなので、今年も Grammar Dictationの応用に取り組みますよ。あと数年の間は、私一人で行う企画では、ひたすらGrammar Dictationを普及させるべく頑張りたいと思います。ライティング部会として行う企画は、もう少し「今風」な切り口で迫る予定ですのでご心配なきよう。
午後は、大学入試のリスニング対策関連企画。K.M.先生と一緒の仕事はなかなかにハードルが高いのでこの夏はさらに気の抜けないものになりそう。個人的には、かなり建設的な、商品価値の高いプランを提案したつもり。最終的に商品化されたら少しPRしますね。しばしお待ちを。
この夏の開講予定で実現しなかった昭和女子大のオープンカレッジ講座、しきり直しで、10月からスタートする予定です。前回は水曜日だったので、教員の参加が難しかったと思うので、曜日は火曜日、夜19:00からに設定しました。意欲のある若手英語教師の参加をお待ちしています。要項詳細が出ましたらご紹介します。地味だけれど、必ず壁を突き抜けること請け合いのトレーニング方法を提供します。
今日、帰宅してみると、某県教員採用試験の2次選考面接資料が届いていました。人物考査書と健康診断書。作成する日にちの猶予がなさ過ぎ。社会人のことを全く考えていないね。というわけで再来週はもう2次試験なのだが、専門の論述試験が一番心配。不遜に聞こえるかもしれないが、英語教育や英語指導、教材作成などにまつわる諸問題に関して、私が普段考えているようなことを本当に論理立てて解答した場合に、その答案をきちんと採点できるだけの人材を確保してくれているのだろうか?採点する側に配慮して、『英語教育』(大修館書店)の連載で展開されるような、月並みな、ありがちな論を展開した方がいいのだろうか?
考えてみると、公立の教員時代の同僚が指導主事、同期が教頭になっているくらいだから、面接官の対応も予想が付くなあ。『選考の手引き』とか『選考方針』なんていうマニュアルを頭の隅に置いて面接している面接官に、『想定問答集』などをもとに応答練習を重ねてきた志願者が『持論』を展開するわけですね。過去,20年間のエピソードを書き出して、子見出しでもつけておこうかな。自分の経験を語れば誰にも否定しようがないので、批判に耐えるだけの『裏付け』を考えておくだけで済みそうだし。