英語の『質問』に関して

先日参加した研究会/勉強会で、日常的な質問がたくさん載っている『The interview book 英語でわたしにインタビュー』(2003年刊、講談社インターナショナル)を教材作成に使っている先生がいてうれしくなった。この本は、ただ、質問だけが載っているのではなく、ちょっとしたワードリストなどもあり、あるトピックに関しての「文単位の発話」を促す効果もある。中には、Tell me a habit that you can't break!などというのもあり、全てが疑問文とはなっていないが、基本的に場面設定が日本なので使いやすいだろう。
この手のQ&Asものは、ただ読むだけでもなかなか楽しいものがある。個人的に、最も気に入っているのは Gregory Stock 著(1988年) The Kids' Book of Questions で、親や教師が子供に尋ねる質問が260,これでもか、とでてくるだけの本。その後、2000年にAvon Booksから、Pepper Schwartz著で201 Questions to ask your kids/parents という変わった趣向の本が出た。これは表から読み始めると、親から子へ、裏から読み始めると、子から親へと尋ねる質問が出てくる、というものである。
Small Talkのネタに悩んでいる人は、ちょっとのぞいてみてはいかがだろうか。