前回のエントリーにあるように、本業の谷間の日曜日に、神戸に行ってきました。
本業と正業と「二足の草鞋」などと言われたりもしますが、時代劇に出てくる庶民だって、草鞋の二足や三足くらい持つ余裕がありますから、大切なのは、その二足がちゃんと自分の足に合っているのかということでしょう。履き物は足に合っていないと疲れます。ということで、シンポジウムまでちょっとだけ時間があったので、三宮でフットマッサージに。いい施術者で助かりました。
「ナラティブ」がキーワードの今回のシンポジウム。私は初日の「語り手」の一人だったのですが、二日目のワークショップやポスターセッションまで出られませんでしたので、二日間を通じての一つの大きな成果というか、変化を感じ取ることができなかったのが残念。それでも、今までになく爽快な気持ちで終わることができた催しでした。今後、今回のシンポがどのような語られ方をするのかも楽しみです。
いつも「授業日誌」として手の内をさらけ出していますが、今回のシンポでは、その舞台裏というか、自分自身をさらけ出してきました。HOSONO HOUSE的というか、TOMOVSKY的というか、そんな感じです。会場というか、参加者の皆さんに温かく迎えてもらえたな、という印象。
今回は予想以上に多くの方との接点が出来ました。点のままで終わるか、線となるかはわかりませんが。
まず、書籍を通じてかなりお世話になっている寺島隆吉先生と初遭遇。中嶋洋一先生とも実際に話を交わすのはおそらく初めて。社会学的アプローチで英語教育を斬る寺沢拓敬氏は最近注目していた研究者なのだが、私がお会いするのは初めて。吉田達弘先生とは、奈良女子大附属中高での研究会で初めて会って以来。mixiのマイミクですが、生今井裕之先生は初。
会場が神戸なので、加藤京子先生にもメールを出しておいたのだが、忙しい中駆けつけてくれた。感謝。過日のブログエントリーの遠藤誠四郎師範の動画で良かった、という部分が私と同じところだったので満足。
終了後は、東京にいる時分から私のことを知っているS先生が来られて、
- もっと言いたいこと言えば良かったのに。
というようなことを言ってくれましたが、だいたいのことは普段ブログに書いてあるし、それは読んでもらえばいいことなので。そんなことよりも、この場に来てくれたことに感謝です。
O先生から、マニックスの新譜をお借りする。11月のフォーラムに来て頂けることのこと。
懇親会、二次会と濃い話しを初めて会ったS先生と。
葺合の茶本先生とは、15年以上前に、学校訪問で授業を見せて頂いて以来の再会でした。この時の視察は玉井健先生の実践を教えてくれた当時の同僚のY先生の提案で実現したのだが、既に玉井先生は大学に出られた後で、茶本先生の授業を見せてもらったのであった。その時の衝撃は今も覚えている。
人の繋がりだけを書き連ねていると、またどこかでバランスをとって「いい人」になろうとする自分が顔を出すので、この辺で。
各講師の方の「語り」を自前で考え、自分の言葉で今回のシンポを整理するにはもう少し時間が必要ですので日を改めて書こうと思います。
明けて月曜日は体育の日。
朝一番の新幹線で山口に帰り、駅からそのまま湖へ。
1日休養日をとったのでエネルギー充電はバッチリだったのだろうが、バウサイドのフィニッシュで引き込む癖が出ていたので、腕漕ぎとスクエアワークを長く。1分オン・1分オフ。スタート練習。500mをオールの梃子比を変えて何発かタイム計測したかったのだが、途中のブイパコや切れ込みで、それぞれのタイム比較が成立せず。体力的、精神的に追い込んだだけで練習は終了。
リガーをはずし、艇庫のアームに納艇後、「スタート」というものについて、選手と話しをする。あれこれ、ではなく「これこれ」、「これしかないっっ!」という類の話。帰宅後mixiでM氏の日記を覗いたら同じようなことを書いていて共感。新潟国体で偶然にも同じ宿舎だったH氏のブログで、先日の私のエントリーが引用されていて、リンクを辿って来た人がいた模様。
夕方、暗くなる前に、妻の畑に行って自宅まで竹を運ぶ。
いつもオールをセットしているキャリアにスイープと同じくらいの長さの竹をくくりつけて帰宅。途中、県内の他チームの顧問の先生と擦れ違う。
さあ、作問。悶々としないようにマニックスでも聴きますか。
本日のBGM: Jackie Collins Existential Question Time (Manic Street Preachers)