師走を前に期末試験の作問祭りに突入。
寒気のせいか、換気が悪いせいか、久しぶりに咽が痛いのだけれど、気合いで乗り切ろうと思います。
山口県英語教育フォーラムの振り返りというか、思い出語りを簡単に。
久しぶりにコメント欄を開放しておりましたので、何人かから熱いメッセージを頂きました。ありがとうございます。
フォーラムに参加された方を中心に、呟きを「まとめ」たものも読めるようになっております。
togetter 「2015年 第8回 山口県英語教育フォーラム」まとめ
http://togetter.com/li/900201
作成者のmami_tanakaさん、ありがとうございます。
私自身の講演に関してはまた日を改めて書くことにして、まずは、お招きしたお二人の講演を。
資料へのリンクなどはこちらの過去ログから。
重要な告知のある、こちらのエントリーも是非。
午後の最初は、静岡大学の亘理陽一先生の講演。
今回、フォーラムにお招きする際に、テーマ設定に相当悩みました。
先にオファーをしたのは寺沢先生で、「社会学」の視点から今の英語教育(学)を斬ってもらえればいいかな、というくらいの考えでいたのですが、その切り口を作った時に、「英語教育プロパー」とでも言える側から応えられる、響きあえる人材ということで、スケジュール的に厳しい中をお願いしたのが亘理先生でした。
亘理先生のことは随分前から知っていたのですが、お会いしたのは比較的近年です。
講演の中でも言及されていましたが、「教育方法学でつっぱる」のインパクトは私の中では相当に大きかったので、その辺りから攻めていってもらえれば、「今風の英語教育」を捉え直すことが可能だろう、というのが私の目論みでした。
大津由紀雄先生を中心とした「英語教育」関連の企画が、『学習英文法を見直したい』(研究社)というコンピレーションとして世に出た際に、私と亘理先生とは隣り合わせで章を担当しておりました。また、その大津先生の慶應義塾大学退官に際しての「中締め講義」では、「刺客」として、広島大学の柳瀬陽介先生、亘理先生、そして私の3人が送りこまれたこともあり、親近感とか連帯感というものともちょっと違う、何かリスペクトのような気持ちを抱いていました。
英語という言葉へのアプローチ、教育というものに対する拘り、そして物事を考えるパースペクティブの鮮やかさには羨望すら覚えます。
その一方で、静岡大学の三浦孝先生を中心とした「生き方が見えてくる高校英語授業改革プロジェクト---より良い世界を創造できる市民を育てられるintelligentな英語授業を!--- (http://ecrproject.half-moon.org/) 」には私も参加しておりましたので、その中での亘理先生の「現場」への関わり具合、教材観、タスクデザインなどについてもある程度は把握していたつもりでおりました。
ただ、「つもり」はあくまでもつもりだったというのが正直な感想です。
ライブでの亘理先生は軽妙洒脱でいて、その実、熱く大きな志を抱き、それを実現しつつあることが感じ取れました。
私が学生時代に、若林俊輔という「師」と出会い、その初めての授業で自分の視座を大きく揺すぶられ、英語教育の世界に進むことを決めたように、今静岡で、また今回のフォーラムで、亘理先生との出会いが、多くの方の視座を揺すぶってくれたものと確信しています。
途中で、このブログを引き合いに出して、英語教師の語りでの「守破離ないしは正反合」を説いてくれていました。
・ 守: つぶさに読んで摂取する段階
・ 破: がっぷりよつで批判的に吟味する段階
・ 離: 並び立つようなブログ記事を自ら発信する段階
同じことが、亘理先生の「語り」にも当て嵌まると言えます。
そうそう、今回の私とってのキラーフレーズは、
- 「いい授業、早よ!」
でした。
午後二つ目の講演は寺沢拓敬先生。
私が寺沢先生を知ったのは2000年代の終わり頃でしょうか。「はてなダイアリー」つながりというか、私は、以前、寺沢先生が修士の院生だった頃(?)に書かれていたブログ「女教師…」時代からの愛読者の一人でした。
2009年の10月に神戸で行われた「ナラティブシンポジウム」に私も語り手の一人として参加したのですが、その時に寺沢先生も登壇されていて、それが「生寺沢拓敬」のとの初遭遇でした。(詳しくは柳瀬陽介先生のブログを→http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2009/08/20091011-12.html)
当時の私は、「本当はミュージシャン志望なのかな?」と思っていて、まさか、英語教育の世界にこれほどのインパクトを与えてくれるとは思っていませんでした(寺沢先生ごめんなさい)。
寺沢先生の博論に大幅に手を加えたと思しき、『「なんで英語やるの」の戦後史』(研究社)は、本当にエポックな英語教育研究書です。今回は、発表の中でものすごく簡単に駆け足でその「凄さ」の片鱗をみせてくれました。
喩えて言えば、先日のフィギュアスケートのGPシリーズ日本大会は、男子シングルで羽生結弦選手が300点を超えるか、と目されている試合でしたが、そこで、300点どころか、いきなり322点を叩きだしたような、これまでに誰も示せなかった地平を示してくれた本だったと思っています。
そして、第2弾は、社会学のアプローチで「エビデンス」に基づき英語(教育)言説を斬っていく『「日本人と英語」の社会学』(研究社)。
今回のフォーラムでの講演を依頼した時点では、この2冊のどちらに依拠しても、また、この2冊を世に問うたのだから、その後にどんなテーマや切り口で来ても大丈夫だろうと思っていました。
結果として、私が講演を依頼した当初の
- 「データから日本社会の英語化を考える」
から修正された、
英語教育学の質評価
―社会科学・政策科学の観点から―
というテーマで、よりストレートに迫ってもらえたのではないかと思います。
フロアには、大学での「英語教育」「教員養成」に関わっている方もいましたし、中高現場を支え、直に英語学習者に影響を与える「教員」もいましたし、将来「研究者」として、または「教員」として英語教育に関わっていく若い世代も多数いました。
「あの頃の未来に今ぼくらは…」などと暢気なことを言っている場合ではなく、今自分の為すことが未来を作っているのだという思いを新たにしました。
懇親会で、寺沢先生にも直接伝えたことですが、英語教育に対しての立ち位置と切り込み方がカッコいいんですよね。
私は「英語教育『ガチの人』」(named by 柳瀬陽介)なので、自分には全くない資質を感じます。
相手に対し、マウントポジションでフルボッコにするような闘い方、勝ち方ではなく、大いなるダメージを与えるけれども、すっと引いたところで、より高みに立ってその戦果を見晴らし、称賛の拍手を受けているような感じでしょうか。
今回は、初めての試みで、Closing sessionと題して、最後に20分ほど、亘理&寺沢でのトークの時間を設定したのですが、フロアとのやりとりだけでなく、お互いの講演に関しての補足もでき、充実したフォーラムにできたかと思います。
本当にありがとうございます。
今回は、地元山口県だけでなく、広島県、島根県、熊本県、東京都などからも「大学生」「大学院生」が参加してくれていました。学生・院生とひと括りにするには、年齢に幅があるとは思いますが、日本の英語教育の次世代を担う方たちにとっては、恐らくこれからの四半世紀、この二人からは目が離せないと実感した日になったのではないでしょうか。
以下、先日のコメント欄に頂いたメッセージを転載します。(コメント欄のコメントは、はてなダイアリーの「検索窓」では引っかからないので)
nobutaku
あまりにもこのフォーラムで得たものが大きすぎて、うまく言葉にできません。 ただ、先生との出会いは、私の英語教師としてのアイデンティティを変えるほどのもので、そしてこのフォーラムは、公立高校英語教員としての自分のすべきことを模索し、決意を固め、進んでいくための原動力となっています。 問題意識を持たずとも、定年まで毎年同じことをしながらやり過ごすこともできます。それが公立高校教員です。ですが、このフォーラムと、ここで知り合った多くの方々との交流によって、「公立高校教員だからこそできることは、すべきことは何か」という視点を得ることができました。自問自答、試行錯誤のきっかけを与えてもらいました。 また、自分のことだけではなく、毎回、学部生や院生の若い世代の参加者のみなさんにお会いするたびに、これからの日本の英語教育を背負って立つ人々に、正しい英語教育というものを学ぶ機会は、本当に大切なものだと痛感します。彼らこそが、今の英語教育をより良いものにしていくリーダーとなっていくと思うの です。 学会とは違い、現場に直結した英語教育の現状を知ることができる場は、彼らにはとても貴重です。 長くなりましたが、このようなフォーラムを企画運営していただいた先生には、ただただ感謝しかありません。そしてもちろん、できることなら、フォーラムはこの先も続いてほしいと思います。
ownricefield
いつか参加したいと思いながら、叶わないでおります。
今風の言葉でいうと、「ガチ」というのでしょうか、建前とか流行り廃りとか、そういったものとは違う、英語教師が共有すべき何かを問い続けてくださいました。
ひとまず、お疲れさまでした。いつかこのような集まりで山口を訪れたいと思います。
大津由紀雄
先週の土曜日から認知科学の仕事でシドニーに来ています。ことしのフォーラムはぜひ参加したかったので、残念です。と言いますのも、亘理・寺沢のコンビはわたくしたちの一般社団法人「ことばの教育」でも狙っていたものですから。いずれにせよ、松井さんの慧眼ぶりにあたまが下がります。
加えて、フォーラムは英語教育関係のほかの学会、研究会などと異質で、存在意義があります。
できることであれば、続けてほしいと思っている人は多いと思います。ただ、わたくしにはそんなことを言う資格はありません。慶應時代にやっていた Tokyo Conference of Psycholinguistics (TCP)という年次国際集会をわたくしの慶應退職を機に閉じてしまったという前科がありますので。
そうはいうものの、松井さんにはぜひ再考をお願いしたいと思います。
(追伸)シドニーでの主な仕事はScientific Committeeとして助言や評価をすることですが、その仕事もきょうまでにほとんど終わりました。仲間と簡単な打ち上げをやったあと、いま、部屋に 戻って、夜景を見ながらスコッチをやっているところです。文章の乱れなどはその故とお許しください。あす、もう一日、ワークショップをやって、金曜日に戻ります。
組田幸一郎
フォーラムではお世話になりました。毎年のように、刺激をいただけるフォーラムを主催して下さることに感謝いたします。ありがとうございました。また1回なら瞬間的なパワーで可能ですが、8回もフォーラムを連続して開催なさった松井先 生をはじめ、事務局の方のご苦労を想像すると、ことばがでません。今年の「侍JAPAN」のクリーナップのような講演者の先生のお話も気持ちを揺すぶられました。
もう学校での英語教育からは離れてしまいましたが、これからは側面から先生方のご活躍の場をサポートしていきます。本当にお疲れ様でした!
emi
ご事情を存じ上げず、軽はずみなことを申しまして大変失礼いたしました。私は「未だ参加が叶わないけれども参加したいと願っている」者の一人ですが、フォーラムを終了なさるという先生のご決断を尊重いたします。物事の本質を見据え、行動に移される松井先生らしいお考えだと思いました。
惜しまれつつ、あえて閉じるというのは、始めるよりも続けるよりも難しく勇気がいりますが、「きちんと続けて、きちんと終える」ということの意義は大きいです。その引き際も含めて、私たちに学ぶ機会をご提供くださっているのだと感じます。
それにしても、だから一時帰国してでも伺いたいと思ったのかぁ、と深く納得しました。直感は大事ですね。
Tomita @ kyoshin
とても意義あるフォーラムでした。参加していない方々まで注目をされている、これだけ影響力のあるフォーラムは他にないと思います。亘理先生、寺沢先生の知見や主張!熱気ある参加者の方々と共に参加させていただき、あまりにも多くのことを学ばさせていただいたように思います。教員ではない私のような立場の者を迎え入れていただき感謝しております。初めての参加でしたが、もやもやする霧が晴れた一日でした。ありがとうございました。来年もし開催されるなら、是非参加させていただければと存じます。お身体を大切にご自愛くださいませ。
田中真美
2年連続で大変お世話になりました。参加費も徴収しない会で丁寧な資料の冊子や名札、ランチマップまでも用意していただくのを見るにつけ、そしてこの2年は松井先生ご自身も講演者を務められ、大変な労力と時間を割いていただいていることに感謝の思いでいっぱいになります。
怠惰なせいもありますが学校に勤めていると何かと消耗することも多く目の前のことに追われがちで、なかなか研修の機会も活用できずに暮らしています。東京は 各種催しも多く圧倒的に恵まれた環境のはずなのに参加することは稀です。その私が山口には飛んでいきたいと思い、実際飛んでいくー 松井先生はそれほどに大きくて刺激的な存在です。
ブログもご講演も全ては消化しきれていませんが、それでもまず自分の理解を超えるものと出会っておくことが大切と感じています。今後ともどうかよろしくお願いいたします。
高橋俊章
2010年の第3回目から毎年、フォーラムに参加し、いつも大きな刺激を受けて来ました。英語教育における母語の役割を再認識したり、生徒ひとりひとりの個性や意見を大切にした創造的な授業に感動しました。あるときには、Can-Do リストの役割と意味、ライティングにおけるフィードバックのあり方などを学び、今年は、各種テストの妥当性・信頼性についての考え方とデータ(エビデンス)の解釈の仕方について学びました。講師の方はどなたも英語教育に対する熱意を持ち、信じられないほどの情報や示唆を与えてくださいました。多忙な 毎日であっても、フォーラムでの1日は私にとっての精神的リフレッシュコースであり、充実感とともに明日への精神的糧を得たように感じました。参加されている方の英語教育への熱意も感じました。これも私にとって大きな励みとなりました。本当に感謝で一杯です。他の方も書かれているように、もし出来るなら、このような会が再来年以降も継続されればと願っております。感謝とともに。
麻生雄治
先日のフォーラムではお世話になりました。そして、運営、お疲れさまでした。
さらに、これまで長きにわたって素晴らしい講師陣を招いての大会運営を継続されてこられたことにも敬意を表するところです。
それにしても今回の講師の方々も素晴らしい方ばかりで「何があっても参加」と思い参加しました。が、残念ながら寺沢氏のお話はうかがえませんでした。懇親会も参加したかったところですが残念でした。
東京、大阪でない地方の都市で、このような素晴らしい方々を共通のテーマのもとにお呼びできる研究会は他にないと思います。やはり松井先生のお人柄や人脈のすごさとセンスのよさ(上手く表現できませんが)だと思います。
開催地こそ地方都市ですが、講師も全国区、参加者も全国各地からで、さらに参加費無料というのは(ほかにない)ほんとうに素晴らしい会ですね。(広大の院生・学生や熊本県立大の学生も参加していました。)
昨今の研究会は、授業改善と称して、「はい、何回読んで、読んだら座って、次に横の人と競争して・・・」のように、講師が笛を吹いて参加者が体験するスタイルが多く、学習発表会のようで、アカデミックな部分や英語教育の格調高さを感じられないのですが、今回の講演では日頃自分が外で言いにくい部分をズバッと 言われており、「すっきりする」気持ちのよいお話でした。松井先生、亘理先生に共通するのは、やはり分析が鋭く、論拠(データ)がしっかりしているところ で、説得力があります。感服します。
まだまだいろいろなお話をうかがいたいところです。
今度は個人的に山口を訪れ、夜、美酒を片手に松井先生のお話をゆっくりうかがいたいです。
お忙しい毎日のことと思いますが、ますますのご活躍をお祈りいたします。時節柄、どうぞご自愛ください。取り急ぎ、お礼まで申し上げます。
大向 雅士
山口県英語教育フォーラムに2年続けて参加させていただきました。松井先生、運営をサポートされている方々、素晴らしい機会を提供してくださり、本当に有難うございます。
英語教師人生も30年をこえて、本物を提供してくださる先人に学び、自らも研究に励み、何よりも向き合ってきた生徒の皆さんに育てられて今の自分があるのだと思います。
そんな自分が今現在1番影響を受けているのが、このフォーラムを主催されている松井先生です。いろんな面で質の低い偽物が大きな声で改革を進める時代になってしまい、地を這う者が道に迷ってしまう状況の中で、進むべき道筋を照らし出す微かな光のような存在、僕には松井先生とこのフォーラムはそのような存在で す。
「それぞれに、それなりに」という松井先生の言葉が好きです。が、「それぞれに、それなりに真面目に本物を目指し生きる」ということが大切なのだと思います。
故に、再来年からのこのフォーラムの存続を切に願います。山口県まで毎回足を運べるか分かりませんが、微かな光は絶やさずにいてほしいと願っています。
お酒は雄町ばかり飲んでいます。名ばかりのオマチストですが、これもまた本物です。
山口では、本当にありがとうございました。
☆シュガーベイブの『蜃気楼の街』を聞きながら記す★
甲斐
今回、教職を志す友人3人とともに、はじめてフォーラムに参加させていただきまし た。熊本から参加しましたが、本当に参加して良かったと思います。まさに「視座を揺るがされた」、いえ、良い意味で「覆された」フォーラムでした。自分たちがこれまで、いかに考えずに、既存の知識を妄信していたのかを実感いたしました。確かに、SLAなどの様々な理論を知ることで自らの教養を深めることが できますが、理論を知ることで満足していては、何も生まれないこと。そして、様々な理論をもとに、自らで批判的に考えることが大切なのだと感じました。
また、どの講師の先生方からも、英語教育を良くしていこうという熱意が伝わってきて、私を含め友人たちもエンパワーメントされ、帰りの車の中で、今回の フォーラムをふまえ、自分たちは何をすべきかを何時間も熱く語り合ったほどでした。現場に出る前の大学生にぜひ聞いてほしい、学びに来てほしいと思いました。そうすれば、私がそうであったように、自分たちの学びがいかに独りよがりで、井の中の蛙であるかを実感できると思うからです。大げさに聞こえるかもし れませんが、このフォーラムは私たち英語教育に関わる人にとって希望だと思います。私のような学生たちにもこのような学びの機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。
寺本衛
先日は遅くからの参加にも拘らず、温かく迎えていただきまことに有り難うございま した。第2回フォーラムより合計3度ほどお邪魔しましたが、一方的に刺激を受け毎回の課題に途方に暮れるばかり。もとより山口で奮闘する松井先生の盛り上げ係ですので、もし再開となれば、馳せ参じ盛り上げるまでです。ともあれ、松井先生ならびに関係者のみなさま、たいへんお疲れさまでした。
のんべえ
このフォーラムでは本当にお世話になりました。
中学校での多忙な日々の中 で、ともすれば自分の英語教師としての立ち位置を見失いそうになるとき、このフォーラムに参加することでどれだけ勇気を頂いてきたか分かりません。全国の 志ある素晴らしい先生方が山口の地に集い、お互いに頑張っているなあ、と肩をたたき合えるような暖かいフォーラムの雰囲気は、私にとってはいつも懐かしい同窓会にでも参加するような大切なものでした。
そういう場を何度も作って頂いた松井先生はじめ、山口の先生方に心から感謝しています。
またいつか、お会いできますように。
本当にありがとうございました。
皆さん、ありがとうございました。今回は、私が羨望を持ってその言説を眺め、噛みしめてきたお二人を招いて、私自身の視座を揺すぶってもらえた一日でした。
本日のBGM: I wish you would(Ryan Adams)