Too good to be true

土曜日課外終了。
年間を通じて土曜日に本業の大会や強化合宿、国体での遠征があるので、私のコマだけ、無理を言って1コマではなく、1日にまとめて入れてもらっている。
前菜は、2007年度の『レベルアップ英文法』8月号の紹介。続いて、スピンオフ教材の『レベルアップ英文法』を教室の学級文庫に。教材を「終わらせる」ことの意義、学力を下支えする「学習力」を説いてだめ押し。『グランドセンチュリー英和・第3版』を『グラセン英和第2版』との比較でプレゼン。会話必須表現 & CDの活用を促す。
メインディッシュは、『ぜったい音読・続標準編』 (=旧課程中3の教科書からの精選) の英文から自主製作した、裏表4分割ワークシート活用での、クラス内総当たり戦。Warm upに約15分。
お互い自筆・手書きのワークシートを交換し、音読開始。

  1. べた打ち
  2. 大意確認
  3. V抜き
  4. 勧善懲悪
  5. 20語残し
  6. 10語残し
  7. 5語残し
  8. 英問誘導尋問

で早く終わった方の勝ち。ただし、勝ったからと言って何のご褒美もありません。
その後、ペアで合評会。なんでその語を残したのか、とか、ここで単語抜けてるよ、とか字が汚いから間違えた、質問の英語が変!とかいろいろと。
私はというと、生徒が音読すべきテクストのじゃまとなるような音を出し続けておりました。
序盤は、PowerBookに入っている、Podcastの英語ニュース、インタビュー音源とか、TEDのレクチャー。英音・米音・豪音・加音・南ァ音などなど、いろいろな英語が教室にこだまします。自分の英語に集中する力が必要です。
生徒もエンジンがかかってくる中盤には、インストでピアノ楽曲、ギター楽曲を中心に。
終盤は、「『今月の歌』頼まれもしないのにアンコール編」と「頼むから今は止めてよ、これからの候補曲選考編」。鼻歌などしようものなら、自分の音読に集中できませんから、いい訓練です。
こうして、2時間以上にわたって、飽くことなく読み続け、繰り広げられた「『暗誦テスト』をしなくても音読する大会」は幕を閉じたのでありました。
デザートは、「名詞句の限定表現」チェックテストの復習。
何も言わなくても、ノートに整理している生徒がほとんど。
週明けの授業で、この続きから始められるか、乞うご期待。

お昼を食べて皮膚科へ、と思っていたのだが、センター試験の自己採点の資料整理に手間取り、診療時間ギリギリで先に皮膚科に。治りは順調とのこと。でもオスバン沁みたぁ。
その後大学を横目に、「ココイチ」でカレー。その後、自宅を通り過ぎ、学校も通り過ぎ、床屋へ。
女将さんの休憩時間に当たってしまったので、出直すのもなんだな、と待つことに。
丁度、WJBLのJOMO vs. DensoをTVやっていたので、観戦。Densoの阿部選手や伊藤選手など若い選手のプレイが目についたので期待したのだが、最終Qが明暗を分けた。吉田選手のbehind-the-neckは余計としても、内海選手の落ち着いた3Pで試合を見切り、椅子へと移動。顔剃りから散髪、洗髪 & 調髪。終わった頃には卓球の全日本選手権の終盤。王輝選手、初優勝おめでとう!この人の姿勢と動きは好きだな。

帰り道に『英語教育』と『新英語教育』を買いに寄った書店で、『Sound & Recording』 (リットーミュージック) の2月号をちょっと読んでいたら、「中村正人のスタジオ探訪」(inspired by 大津先生) とでもいうような特集が。買い。あらためて、吉田美和の凄さを感じた特集でもあった。中村氏曰く。

  • 吉田にクビにされないように頑張った20年間でもありますね。吉田は常に信念を持っていて、ドリカムのチャレンジ精神というのは、僕じゃなくて吉田にあるんです。(中略) 僕らはいろんなアーティストからリスペクトしていただいていますけど、リスペクトは僕らが居なくなってからしてもらえればいい。僕の使命はヒット曲を作り続けることであり、吉田の歌を届けること。吉田美和を預かっている以上は、大ヒットさせたいんですよね。(p. 35)

本日のBGM: 何度でも (絢香)