That's how the wind is blowing.

公立より一足先に夏期休業。
日曜日には炎天下で高校野球応援。
進学クラスは連休明けの火曜日から夏期課外講座が始まりました。

高3は入試に向けた読解演習もやっています。
ただ、「易し目の入試長文」を使った教材って、英文がグダグダだったりスカスカだったりするんですよね。今使っているのは数研出版から出ている学校採択用教材。
愛媛大学の池野修先生の監修で「リーディングスキルの養成」を謳う一番易しい部類のもので、類書よりは被害が少ないということで選んだのだけれど、この第5課も例に漏れず、第3段落からグダグダ。第4段落は「英文」の体をなしていない…。

英文の善し悪しは読んでいても分かりますが、自分で書いてみると、酷い「エイブン」の場合は、途中で自分がどこか別次元に呑み込まれたかのような感覚に囚われることもあるので、心身の健康な方はご自分でも試してみるといいですよ。私はかれこれ20年くらい教材研究はずっとこの手法で続けています。

気分を変えるために、いつものように一度モンテベルデで全部手書きで書いていたのですが、インクをエルバンの「忘れな草ブルー」に替えて改めて書き直しました。やれやれ。

FBでは、昨日アップしていた、この「易し目読解素材文」を扱った高3の課外講座1コマ目が終了。

いつものように私の手書きノートのコピーを貼っておきます。

昨日、全文を書き写してから、語義や文構造、情報構造、論理展開、主題への収束など、こんな風に授業で扱う濃淡を考えていきました。

第一段落のaroundのパラフレーズにちょっと悩んだけど、この文脈だと(be) in active use が一番しっくりきますね。

第1段落


SB_L5_1.jpg 直

第2段落


SB_L5_2.jpg 直

第3段落


SB_L5_3.jpg 直

第4段落


SB_L5_4.jpg 直

これだけの時間をかけて、読み込む価値がある文章でしょうかね?

気象や気候に関する英文は「日常的」ではあると思います。
例えば、こういった「英語ネイティブ」の子供用の図鑑。
昨日職場に届いた「学級文庫」用の書籍のうちの一冊なんですけど、別に入試の過去問で解法の演習なんかしなくても、こういうのをしっかり消化吸収してくれればいいんですよ。
ホントに「宝の持ち腐れ」になりませんように。






上掲の写真が以下のリンクでダウンロードできます。

See_inside_weather_climate_cover.jpg 直
weather_climate_contents.jpg 直
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Where_inside_1.jpg 直
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夏期課外講座の「読解素材文」で扱ったものと該当、または関連するであろう、記述を抜き出して整理しておきました。
どうせ学ぶのなら、こういう英語を血肉化した方が余程いいのではないかと思っています。

See Inside Weather and Climate.pdf 直

本日のBGM: Fixing a hole (The Beatles)