at the end of the rainbow

中間試験明けのテスト返却、やり直しを経て、あらたな範囲へ。
商業科1年は、授業の基本ルールと基本トレーニングメニューの徹底。
ワークシートの構成に沿って、Read & Look-up、日本語のフレーズごとに英語を復元・再生するところまでやってダメ出し。音読は呪文にしない。ここで「対面リピート」初体験。案の定、しどろもどろになる。新たなセクションに入った時に、そこでのメニューがこなせないのは、その前のセクションで手を抜いていたから。Here & Now。今、この場に集中。出来ることは100%の精度で。上手くできないもどかしさ、じれったさ、悔しさを経るからこそ、できたことが嬉しいのだ。そしてその出来たことが自信になっていく。明日は、「ぐるぐる」初体験、プラス「助動詞」の解説の予定。
普通科高3再入門講座は、での名詞句の整理。名詞の三分類、「人」「もの」「こと」のうち、「こと」に焦点を当てて、不定詞の用法を見直す。概念定義の問題にもなるが、「こと」「ことがら」と「もの」 (「ひと」) との区別は結構大変。
進学クラス高3「ライティング」は「パラグラフ」の概念を「勉強」。当然、教材は『パラグラフ・ライティング指導入門』 (大修館書店) と『GTEC Writing Training』 (ベネッセ) です。後者は廃刊ですけれど。概論に続いて、パラグラフのパターンを実例で補足整理。典型例を音読と視写・筆写で200回くらい繰り返し刷り込んでおいてください。
進学クラス高2「ライティング」は『コーパス口頭英作文』の後半戦に進む前に、前時の宿題を終わらせるのにほとんどの時間が費やされるという始末。お粗末。なんとかしないとね。実習生が見に来たので、ちょっと「利用」させてもらいました。
進学クラス高1は「四角化」に続いて、「語順と意味順」へ。be動詞やいわゆるSVCのパターンで用いる動詞以外の基本パターンを導入、練習した後で、『ぜったい音読』の入門編、標準編の2冊から、動詞に着目してその語順と同じ語順を作る例文を抜き出すための「速読」へ。遅い!中学校レベルの易しい素材に戻っているのだから、思考速度まで甘くしてはダメ。意味の理解に時間を取られる教材ではないのだから、この教材からは「ことば」を取り込まないと。精度も高め、駿足で駆け抜けること。
今日の放課後は本業。
インターハイまでのメニューをシブケンにお願いして作成中。中国大会前だけれども、強度のメリハリをつけた、「えぐい」メニューに取り組む。オン・オフの3セット目のイージーワークから崩れて、最後の5セット目に帳尻を合わす、という見た目はほとんど「素人」に近いパフォーマンスだが、今日は中身が少し変わってきた。最後のセットのオンとその後のオフで緩まなくなった。「全く」とはまだ言えないが、合格レベル。本人もはっきりと気が付いた様子。

  • これがトレーニング。これがロウイング。わかるだろ?本当に面白いのはここからななんだよ。

尻尾を掴まえたと思った時には、相手はさらに先へと進んでいるので、まだまだ一線級には遠いけれど、挑戦する資格、戦う資格くらいは手に入れないと。いやあ、久々に良い練習が出来たなぁ。シブケンに感謝。
メールサーバーのうち、送信サーバの調子が思わしくないので、準備室で明日の教材の整理をしてから帰宅。自宅に戻っても、送信サーバーがなかなか復旧しなかった。結局、メールが送れるようにはなったのだが、原因がわからないのが困りもの。
遅い夕飯は、鶏の唐揚げがメイン。良質の蛋白質と良質の炭水化物と若干のアルコールで明日への活力を!

本日の晩酌: 梅の宿・露・純米吟醸・無濾過袋搾り生原酒 (奈良県)
本日のBGM: 虹 (くるり)