同僚の結婚式で一日休みを取った本業で、今日は朝から湖へ。
空模様こそ晴れではあったが、気温は相変わらず低く、カタマランの上の人としては厳しい一日。
昨日から大分と島根から遠征にきているので、午前中は全レーンを使って山口、広島1、広島2、大分、島根の並べ。
1000m3発の予定だったが、種目も多く、思いの外時間がかかり、並べ自体は2発で、その後は、コース航行を通常通りに戻して、2艇での併漕に。他県の1Xは、4X+と2Xの次のランクの選手たちだったので2発とも勝つには勝ったけれど、艇差の開いた後半はまったりしすぎて、結局2秒差まで詰められる始末。気合いが足りません。4X+は22km漕いだといっていたけれど、1Xは18km位かな。
他県チームは昼過ぎで帰路についたので、午後練習は山口県内産選手のみ。我がチームの選手は、帰り際のN先生から、「たくさん食べてパワーをつけろ!」とアドバイスを受けていました。
ということで補食にはバナナを用意してあります。朝の練習前に車中で1本、昼に1本、午後練直後に2本。ゼリーより安いのでね。
午前練で揚艇してから、寒気がまた戻った感じ。風が非常に強くなり、うねりも出てきたので、女子は1Xを止め、4X+で出艇。
アップではエルゴでポジションを確認し、ダンベルロウとエルゴでの腕漕ぎとスタビライゼーションをぐるぐる回して、筋感覚の養成。なかなか、ボディを振り切れずに、フィニッシュの落ち着き先が定まらないので、エルゴを漕ぐ後ろから両肘を押しサスペンションを作るボディの自然な姿勢と繋がりを刷り込み、またエルゴを漕ぐというドリル。ようやく、加速とドラムの音が改善。この感覚を忘れないうちに出艇。
中盤で良い感じが出てきた頃にはエネルギー切れ模様だったので、女子の4X+のUTと併漕。SR22 vs. SR24.5くらいでカツカツ。まだまだDPSが小さいのだなぁ。
明日は自主練で、明後日またここに戻ってきます。
練習を終え、選手を送り、家に着いた頃にまたしても雨が降ってきました。河川敷の公園には花見客が出始めたと思っていたのに、少し花も落ちてしまうでしょうか。
昼にバタバタしていて自分の昼食を取りに行く時間がなかったので、妻に焼きそばをチャッチャと作ってもらい腹ごしらえ。ファーストフードですね。
さて、
フィギュアスケートの世界選手権が終わりました。
女子シングル優勝は浅田選手。SPの2位発進の演技からさらに精度を上げて総合で優勝。2度目の世界女王に輝きました。SPに続いて、フリーではコンボでDG。相変わらず訳の分からない基準だなと思っていると、技術審判がカナダ在住のAという日本人だというのでビックリ。さらに、このA氏は2007年のジュニア・GF3位になったものの最近精彩を欠く西野選手を2008年シーズンから見ているコーチだというではありませんか。二度ビックリだよ!!
バンクーバー五輪での勢いから私が一番注目していた長洲選手は、SPで1位というプレッシャーがかかったのか、フリーではミスが響き、表彰台を逃しただけでなく大きく後退しました。身体的な成長とシニアへの移行との折り合いをうまくつけた感がある長洲選手は、エッジ違反が改善されれば、ジャンプのバリエーションとランディングのスムーズさ、スピンやスパイラルでのポジションや動きの美しさなど、表彰台も夢ではないと思います。
安藤選手は大きなミスなく、フリーの演技は伸びやかさが大きく増したものの、得点の方が伸び悩み、4位。本当に不当に低く評価されているとしか思えません。
3位にはレピスト選手が入りました。五輪でもかなり加点を得ていた選手の一人。よく見ればキレのある動き、私の目には「堅い」演技にしか映らないのですが、点数はついてきます。姿勢やきびきびした動きがよい評価なのであれば、最終滑走のロシアのマカロワ選手の方を強く推す私です。
問題は2位の選手の採点というか得点。そう、キム・ヨナ選手のフリーの演技の評価です。
数年来のキム・ヨナ選手のファンである私から見ても、興醒めどころか、憤りを押さえることのできない結果となりました。
SPの演技に入る前の滑りを見るなり妻が、
- 顔が疲れてるね。
といったのですが、SPでのミス続出 & 覇気のない演技により、フリーは最終グループから脱落。上位選手の演技とは相当な時間が空くので、その後の展開や波乱も織り込み済みで、相当の加点をしておかないと、入賞も危ういという「摺り合わせ」でもあったのでしょうか?ミスがあれだけあった演技で、SSとかTRとか5コンポーネンツでのテンコ盛りはないでしょう?だったら、そのさらに前の組で滑った鈴木選手は?最終組の長洲選手は?それよりも何よりも、ミスのほとんどない安藤選手はおろか、3+のコンボでDGされた以外には何一つ不安要素のない浅田選手の演技よりも得点が上回るということが理解不能です。
既にニュースで結果や順位を知っていた妻が、フリーの演技の直後、
- これで銀?
と率直な感想を漏らしていました。まともな感覚の持ち主だと思います。
浅田選手の優勝は嬉しいのですが、本当に後味の悪いシーズンとなりました。
お口直し、ということで、Live streamingでExを見ながらこのエントリーを書いています。
春休みの宿題の本たちをいくつか紹介して今日は終わりにしましょう。
- 速川和男 『英作文の磨き方』 (朝日イブニングニュース社、1985年)
- 山田和男・永井みち子 『電話の英語』 (文建書房、1974年)
- 毛利可信 『教室英文法シリーズ 4 動詞の用法/下』 (研究社、1960年)
本日のBGM: Crosseyed (Brendan Benson)