時間がないので、暫定更新。
また書き直して再度アップします。
土曜日は朝から、入試解説会。
問題の解説に加えて、これから県立の入試まで、リスニングのトレーニングでできること、表現力や読解力を支える基本表現を再確認して、「スラスラ感」が得られるところまで、既習教材を徹底すること、などなどアドバイス。
昼休みには、前期日程受験者の残りを呼んで、卒業式の事前指導。頭髪服装検査と、アルバム、同窓会名簿配布。まとまった英文を書かせるライティングの試験のあった生徒には、ライティングの「再現答案」をお願い。
昼過ぎに、急いで皮膚科へ。
ようやく、「あとは自分で」という段階になりました。3ヵ月以上かかったことになります。長かった。まだ、再生した皮膚が薄いので、ガーゼなどははずせませんが、ホッとしています。
その後、Scotland Mart にパンツを取りに行く。
DVDを見てくれたようで、「おっしゃることが、よくわかりました」との感想。今季のテーマカラーが「青」なので、何か感じてくれるとは思っていましたが、良かったです。奥様の方も、見てくれたそうで、サスペンダーや帽子など男性の服装だけでなく、女性の服装の可愛らしさも、見る人が見ればやはり分かるのだなと。
帰宅して、作問の案の案を練り練り。
日が傾く前に、仁保までラーメンを食べに。
妻がとんこつ系のこってりしたラーメンが得意ではないので、醤油系のあっさり、すっきりしたものを求めて車で。私は、濃い目のスープでお願いしたのだが、かつをなどの魚出汁が強調されているような印象。妻の頼んだデフォルトのあっさりしたスープの方が美味しいですね。
自宅に戻り、作問の続き。
だいたい方向性が決まり、全体像が見えた。過去ログを見れば、授業で何をしてきたか分かるので、生徒も対策は容易でしょう。
夜、某局で見たフィギュアのハイライトで、キム・ヨナ選手と浅田選手の演技についたGOEの「加点」を取り上げていたが、「キム選手にはこんなに加点がついているのに、浅田選手は、遠く及ばない」という「物語」を書いてから番組を作っているのでは、すでに報道ではないし、スポーツの特集に値しない。男女シングルの入賞者16人すべての、基礎点と加点、5 componentsとの相関があるのかないのか、を検証してから、男女それぞれ上位2人、ないしは3人を取り上げるべきだろう。GOEでの加点と演技構成点への対応が未熟だったから、戦略が杜撰だったから浅田選手が勝てなかったとか、厳しい現実の壁が突きつけられたとかという「物語」を書いているライターは、高橋大輔選手がメダルを獲得した要因を何だと思っているのだろうか。結局は、「選手生命が危ぶまれるような大怪我からの復活」という人間ドラマを演出することの方が好きなのだ、ということになりはしまいか。
(ちなみに、Sonia Bianchetti さんは五輪後に、ライサチェク選手とプルシェンコ選手の演技構成点が同等であることに不満を示しているが、彼女は「ライサチェクはもっと高くて然るべきだ」という意見であり、高橋選手のフリーの素晴らしい演技がこのスポーツの未来につながるものだとまで言っている。Soniaさんは、かねてから、キム・ヨナの演技を高く評価しているので、そのつもりで参照されたし→http://soniabianchetti.com/writings_olympicmagic.html)
キム選手と浅田選手との順位は妥当。浅田選手はジャンプの構成から見て、ルッツなし、セカンドの3なし。もともとサルコウを跳ばないから、ジャンプのバラエティという点では、ループを跳ばないキム選手に、「見劣り」ではなく、質的に劣ってしまう。順位は皆納得だろう。でも、あの得点は可笑しい。文字通り、「笑うべし」。さらには、この五輪に至るまでの、各国際大会でのDG、ロングエッジの物差しのバラツキ、得点の乱高下もおかしい。ルッツとフリップを過剰なまでにマークされ、セカンドのループをストーカーのようにつけ回されたあげく、プログラムを修正してきた日本選手・コーチの対応にミスがあったとは思えない。おかしいものはおかしいと言わなければ、この素晴らしいスポーツが競技として終わってしまう。
某紙のコラムで佐藤久美子さんが、「実際の難易度と比べて、3+の基礎点が不当に低い」ことを指摘していたが、その前に、浅田選手の「大技頼み」のジャンプの構成もしっかりと指摘している。でも、そこまでの指摘だ。
なぜか三大紙と呼ばれる、某紙に五輪後こんな記事が出た、
「後出しじゃんけん」で、こういう「物語」を当てはめられるのが一番困ると思っている。では、なぜ、大会毎にバラツキが出た段階で、取材し、関係者からの証言を報じなかったのだろう。
そう考えると、後出しであっても、
の記事の方がまだいいと思える。
日本のスポーツメディアがしなければならないのは、国内の政党同士の泥仕合を演出するのと代わり映えしないような、「失敗」を指摘し、「犯人捜し」をすることではない。正しい情報を発信し、正当な主張を続け、自らを世界水準へと高めるためのサポートである。日本も、連盟批判は批判として行い、スポーツメディアの体質批判も批判として行い、その先へと進む必要がある。
次の五輪に向けてコーチを変えたり、方向性を変えたりするのは賢明ではないだろう。
正しい方向で進化してきたのに、五輪後にコーチを変えてしまった競技団体がそういえば私の身近にもあったような…。
明日は、学年末テスト前最後の乗艇練習。
本日のBGM: Don’t look down (The Divine Comedy)