exhibit and exit

朝から湖へ。
テスト前最後の乗艇。
車の中で、エントリー時のブレードが入水する音とか、離水時にブレードが水を削る音とかをどのようにモニターしているか聞いてみたのだが、まだまだ艇・道具からの情報を生かし切れていない。自分の身体に興味を持つだけではなく、艇やオールの教えてくれる声にも耳を傾けるべし。
入念に股関節周りのwarm upの後、腕立て伏せで体幹と腕の曲げ伸ばしに伴う肩胛骨のリズムを確認。きちんと支えていれば左右均等な動きとなる。乗艇時に時折見られる、バウサイドの肩から肘が撚れ気味な「癖」に関して、撚れたら元に戻すという修正ではなく、最初から滑らかに淀みなく力を伝えることを求める。野口晴哉氏は「体癖」を体系化していたが、そこまでいかずとも、人には「癖」があるのは確かで、その癖はいったん形成されると、なかなか直るものではない。身体の記憶もなかなか強固なのだ。
腕漕ぎからアップで1周約3km。メインメニューはまず、SR24で6Km、SR26で3km、エントリーからシート1/2でのぶら下がり確認を挟んで1周3km、最後はSR27-28で、間にスプリントSR33-34を入れて約2km。まずまずの出来でした。

生徒を駅まで送り帰宅。
楽しみにしていた、フィギュアのエキシビションだったが、チリの地震の影響で、終始画面の右下に「津波警報・注意報」の日本地図が出ていたのが心残り。公共放送では致し方ないですね。
キム・ヨナ選手のイナバウアーでの肘から指先への流れるような動きが、太田由希奈さんを彷彿とさせた。この流麗な身体操作では、長洲未来選手が、その系譜を継ぐことになるのだろうか。
好きな人には「気品」と映り、そうではない人の目には「気位 (の高さ)」にしか見えないのだろうから、採点のないエキシビションは各人各様に楽しめばよいのだろう。
再放送のタイマー録画を設定して、作問へ。
一番早い、高2の英語Gは完成。高1のオーラルを思案。
遅い昼食で、たらこパスタ。
方々に電話とメール。
作問、さくさく、とはいきません。
夕飯はカレー。
妻のヤフオク落札に協力していたのだが、オークション終了時刻を5分、また5分と引き延ばし、価格をつり上げるのに辟易してキャンセル。

明日は卒業式。気持ちのよい一日を過ごしたいものです。

さて、
このブログのコメント欄に、他人の名前を騙って書き込みをしている人物がおりました。名前を騙られた本人とのメールのやりとりから分かったことで、お互いの人間関係を損なうことはありませんでしたが、名前を騙られた人の心理を慮ると、事なきを得た、などとは言えません。アクセス解析から、コメントをした場所を辿り、アクセス情報から、アクセスしたと思しき人物を特定しました。ネットの匿名性は利点もあろうかとは思いますし、私も、素性は明らかにしておりますが、ここではtmrowingというハンドルネームで書いています。過去にも、匿名で品位・節度のないコメントがなされたことはありました。しかし、今回のような「なりすまし」は本当に卑劣な行為で許し難い。しかも、そういう人物が、英語教育に関係しているということに憤りを覚えています。このブログのプロフィール欄の最後に、「不適切な発言をすると判断した、特定の個人の書き込みを禁止する」旨と、コメントに関する約束事をいくつか書いていますが、この約束事が守られないような場合には、このブログも閉鎖、またはプライベートモードでの公開となってしまうことでしょう。悲しいことです、と他人事のように済ませることはしません。きちんと然るべき対応をしてケリをつけたいと思います。

本日のBGM: In the final hours (Richard Harris)