案の定、木曜日は文化祭終了後に会議が入り乗艇は断念。
高1は助動詞の番付表の確認で、willとbe going toそれぞれの「肝」と、その使い分け。といってもUsageどまりですがね。続いて、「現在完了形」と「現在完了進行形」という用語の不適切さと、大関と関脇のそれぞれの持ち味、役割分担を説明。
この時制という概念を高校生が苦手にしているのは、日本語と異なる英語の理屈が分かっていないこともあるが、動詞そのものをきちんと扱っていないことに多くの原因があるように思っている。
- I have learned 2,000 English words.
- I have been studying English.
と二つの例文を板書。つづいて、
- ? We have lived here.
- We have survived here.
- We have lived in this town since we were children.
- I’ll miss it. We have been living here.
で、1. の意味が曖昧で決まらないこと、2. のように、動詞の意味に、達成や完結が感じられれば、修飾語句がなくても意味が明確になるが、liveのような動詞では、3.で修飾語句により初めて意味が明確になること、4.では時を表す修飾語句はないが、「今現在行われている動作」を表す必要はなく、今もうすでに、列車や飛行機に乗っていて、その土地を離れていても可であって、「肝」は「活動そのものにスポットライトを当てる」ということを確認した。
来週は、もう10年以上使っている、
- Who has been using my computer?
で復習の予定。
高2は、仮定法。金魚すくい、鰻のつかみ取り続行。「質問本」3部作を活用した、生徒によるプレゼン終了。今回は、いい勉強になりました。番付表もじわじわと威力を発揮し始めています。
週末課題として、問題演習。まずは、仮定法の基本を押さえてから、助動詞の用法の総復習へ、という遡り。
余談で、生徒に奇妙に重なるところのある本を2冊紹介しておいた。1冊は、過日のエントリーでも紹介した片倉もとこ氏の『休む元気、持たない勇気』 (祥伝社)、もう一冊は、
- みうらじゅん 『さよなら私』 (講談社)
万人に向くか?といわれると困りますが、マニアの私でなくとも、今回は多くを得られる本になったのではないかと思います。
7限終了後に湖へ。
日没まで、レースアップと、スタート練習。乗艇が3日空いたので、リズムが出てきたかな、というところで揚艇。オールを積み込み撤収。駅へと選手を送り、私も帰宅。
明朝は岡山に出発です。
D社の艇も心配だし、天気は下り坂のようですが、気分は明るく乗り込みたいものです。
中国ではGPシリーズ。
殿と長洲選手が好調の模様。
ジャッジスコア詳細がわからないので得点は理解不能だが、詮索は一端お休み。本業に集中します。
本日のBGM: 考えてみてごらん (下村誠)