種目間格差社会

暫し留守にしておりましたが、国体から帰ってきました。
コメントを頂いたり、国体サイトへのアクセスをして頂いた方、この場を借りて御礼申し上げます。
少年男子2X は順位決定戦を制し、堂々の5位。少年女子は500mで頭をとるものの最後まで気の抜けない展開で、結果は2位でしたが、前半から、自分たちのトップスピードをぶつけることのできた成長著しいレースでした。名将・名匠であるI先生の連日のミーティング、T監督のサポート、そしてOコーチのこれまでの強化の賜です。素晴らしい選手がレースごとに修正をし、成長していくのを目の当たりに出来たのは何物にも代え難い経験でした。そして、私が監督を務めた成年男子1X のH選手は優勝!予選1位タイム、準決勝1位タイムのまま決勝1位ですから、勝つべくして勝った大会でした。プレッシャーもかかる中、本当に大したものです。私自身が一番学ばせてもらえました。他にも、感動的なレースがいくつもありました。
ただ、惜しむらくは優勝者の得点割り振り。 1Xの優勝者得点は8点、これが漕手4人+コックス1人の4+で優勝すると、なんと40得点。格差社会がこんなところにも!
開催県の大分が強化指導者と運営スタッフとを完全にわけて、数年がかりで準備してきたことがよくわかる大会運営と、競技成績でした。S先生、O先生、お疲れ様でした。女子チームを牽引して女子の総合優勝に導いた立役者のK選手はこのレースが引退試合とのこと、有終の美、おめでとう。でも淋しくなりますね…。男女総合優勝の福井県は、成年、少年とも優勝は1種目もないのに、終わってみれば最多得点。選手層の厚さと個々の漕手のレベルの高さを裏付ける成果です。
来年は新潟でお会いしましょう!
帰宅後に妻と祝杯をあげました。
支援してくれたみなさん、本当にありがとうございました。
本日の晩酌:長門峡・大吟醸生・斗瓶囲い・『生楽』