通過点

中国ブロック終了。
猛暑。
汗だく。
Sunburn!
自県開催であり、副知事をはじめ、多数の激励・応援をしていただいたのですが、総合では最下位。大きな艇種での不振が響きました。少年女子選手の層の薄さも致命的です。ボートを漕いでみようという女子中学生、いつでも体験乗艇の機会を作りますので、まずは、夏休み、8月12日の本校体験入学へ!
さて、
私の担当する、成年M2Xは1艇身差で2位、成年M1Xは、1回戦2位(約1.5秒差)、2回戦1位(約4秒差)で、得点・タイムにより1位通過が確定しました。惜しみなく選手の出場を許してくれた所属チームの関係者、県のサポートに感謝です。2種目とも本戦への手応えを感じることができました。チーム練に加えて、このブロックのために山口入りしてくれた選手。お疲れ様。それぞれのチームがインカレで良い成果を残すことを期待します。
成年W2Xは届きそうで届かない1艇身の重さを感じたことでしょう。私もG大コーチ時代、W4X+はインカレ決勝で戦えるだけの準備をしてきた、と思いながら、同じクルーで臨んではその場に辿り着くまで3年かかりました。若いクルーには、とかく「あと2年ある」、「あと1年ある」などと先を期待する言葉を掛けがちですが、あえて、苦言を呈しました。今年はインカレには行かれないので、こちらの湖で私に協力できることは何なりと言ってください。
成年M4+は、本県のみが単独クルー。タレント揃いの他県クルー相手に2回戦とも4艇が並んでラスト250mに入る展開。勢いはあったのですが、最後は逃げ切られ、うっちゃられた感じ。自力の差が出た、と簡単に納得してはダメ。今回のレースを本気で悔しがるなら、明日からの乗艇でのストロークの強度・精度ともに、自分に妥協はできないはず。
今大会では、勤務校で今年から部長をお願いしているF先生にも、この競技を知ってもらう良い機会なので、午前中のレースを観戦してもらいました。ボートの魅力の一端でも感じてもらえれば幸いです。また、補助員として、県内の各高校ボート部員が大いに活躍してくれました。で、自チームの生徒はといえば、ミーティングで周知徹底したにも関わらず、いろんな理由をつけてはこの補助員を欠席。結局、日曜日に1名のみ。大会プログラムに学校の広告まで入れてもらっているのに、恥ずかしい限りです。これも私が、普段から心を育てられていない、心を鍛えられていないということでしょう。0から出直しです。
大会終了後、その部員の保護者の方に声を掛けられて、少しお話ししました。興味を持っても、レース会場まで足を運ぶ方は少ない中、本当にご足労様です。が、私に尋ねられた第一声というか質問の違和感があまりに大きかったので、「その前にまず、学校の日常生活をちゃんとさせていただかないと。」と思わず答えていました。

  • 部活動は学校教育の一部であり、教育活動なのだということ。競技スポーツとしてのボートは、本当にタフなものではあるが、その代わりに体験できる素晴らしさもまた特別なものである。だからこそ、3年間ひたすら打ち込むことで、打算とか損得抜きで、人間性が磨かれ、本当の仲間ができるのです。

という認識をしっかり持って頂くことが、私からの願いです。ただひたすら願うのみです。
今日は妻がお出かけなので、私はこれから一人で祝杯です。
通知票の所見書きは明日朝4:30起きで。
本日のBGM: A Dream That We All Share (The Lilac Time)