帯状疱疹で静養中、睡眠時間を増やしたのと、断酒しているのが影響しているのか、体重が増えたような気がします。身体を動かすべく、ようやく大掃除で、私の仕事場兼寝室の洋間の片づけに。
9月の慶應大・学習英文法シンポジウムの準備の頃から、床に平積みだった70冊あまりの英文法、英語教育関連の本と、職場から持ち帰ってきた学参、辞書類は、書棚と机の前の棚とにほぼ収納されました。おお、床が出てきた!という感じ。まだ、棚の中の整理は出来ていませんが、この冬休みは、原稿書きに勤しみます。関係者の皆さん、体調不良でちょっと出遅れましたが、今しばらく、温かい目で見守って下さい。
片づけのおかげか、高校生の時に聞いていた『NHKラジオ 英語会話』のテキストのスクラップも出てきました。巻頭の東後勝明先生のエッセイ (英・日) と、中尾清秋先生のコラム的連載だけを切り取って残していたものです。ただし、今回出てきたのは、1979年、4月〜6月まで。他にも1981年くらいまで、面白かったエッセイを残してあった筈なんだけど、今回は、この3ヵ月分のホチキス止めのみ。
(その一部をスキャンしたもので紹介。何分黄ばんでいるのでご容赦を。→1979_6_Togo.jpg
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今年は帰省しないので、新春に開かれる高校卒業30周年記念の同窓会に出られないのが少々残念。みなさん、楽しんで下さいね。
片づけも一段落付いて、
- 鈴木忠夫 『英語教育---素人と玄人』 (清水書院、1983年)
を読む。新書版で、右開きの縦書き。恥ずかしながら、この著者の本を読むのは初めてだったので、リズムが掴めず、苦労したが、巻末に、参考書籍の一覧、本編に登場する人物索引があり、大変役に立った。
段ボール類も紙ひもで括って、ゴミステーションまで運んだ後で届いたのが、「革靴のメンテナンスセット」。
Mowbrayのサドルソープとスポンジ、カビ予防・除去のクリーナー、汚れ落としと、La Cordonnerie Anglaise の蜜蝋入りワックス。先日リペアした靴以外も、手入れをしてあげないとな、と思って注文していたもの。東京で働いている時は、帰宅途中に寄る店がどこかしらあったけれども、こちらに来てからはまず、革靴で歩く、ということが少なくなったのに加えて、メンテナンス製品を購入できるところが限られてくるので、メンテナンスの機会もどんどん減っていた。乾燥している冬が良いと思うが、氷点下になるのはちょっと困るので、週間天気予報をよく見てから。To & Coのブーツはソールのゴム、スポンジが劣化して取れてしまったので、広島に行った時にでも、一度修理の相談をしようと思います。
日が暮れてから届いたのは、
- Lisbeth Zwerger. (2006). Aesop’s Fables, North South
イソップの寓話から、有名無名合わせて12を選び、Zwergerのイラストと見開きで収録。英語での物語の最後に、寓意が一言でまとめられている。イラストは1話1枚。表現は活き活き、きびきびしていて高校2年生レベルくらいなら充分楽しめる。もっとも、寓意を実感を伴って理解できるかどうかは、その人の人生経験次第。
最所フミと松本亨を読んで眠くなってきたところで消灯。
本日のBGM: Almost Home (Dreams Come True)