言葉をなくした後に見えるものは何?

未明に雪、朝の冷え込みは記録的。校庭は完全に凍結。野球部は大変だろうなぁ。
推薦で1日空いて、本日の授業は高1のみ。
サイドリーダーの英文が高一には歯ごたえがあるので、

  • 段落数と分量の確認→内容理解の設問を利用した本文の該当箇所確認→主題を確認しながらの読み

という流れ。

  • 新出語句で立ち止まる場合に、その後の見通しを立てること
  • 不明点を後戻りして確かめる時に、主題を忘れないこと

を地道に。頭の働かせ方を覚えて、それを何度も繰り返し適用することで未知の英文、自分の守備範囲を少し超えた英文とも格闘できることを実感してもらう。

  • 自分の守備範囲を超えた英文、レベルの高い英文にも、自力で取り組める道具を用意しておくことも必要。でもそれだけしかやっていないと、スラスラ感がなくなってしまうので、復習の音読で既習素材のスラスラ感を味わうこと。それと並行(または先行)して、新たに読む英文素材を、守備範囲の真ん中に近い、自分のレベルよりも少し下のものにして、大量に読むこと

を強調。
高2は、自分の担任するクラスなので時間割をずらして自分の授業を2コマ連続で使い、外部講師を招いての進路ガイダンス。2学期末に学年全体で行ったガイダンスでは業者と大学とこちらの希望の摺り合わせが出来なかったためHRで代替したので、今回は違う業者の方にお願いした。結果としてこれが正解。週末にセンター試験が迫っているので、リアリティのあるレクチャーとなったことと思う。講師のOさん、無理を言ってご多忙な中スケジュールを入れて頂いてありがとうございました。

今日は夕方からFTCで「高校指導要領改訂案」の勉強会とのこと。
流石に平日に東京では、私は参加できないので、前日までに参考資料のアドレスを送っただけ。盛会を祈りつつ、自宅で「コミュニケーション英語」という科目名について思いを巡らせていた。
過去ログのコメント欄でのferrierさんのことばが思い出された。(http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20050905

  • しかし、いうまでもなく、詩だけが大事なわけではありません。歌詞だって大事だし、演劇の言葉だって大事。すべて英語は教材となりうる。会話文だけにするっていうのが困りますよね。言葉ってのが面白いってことを、もう一度みんなで確認する必要があると私は思います。コミュニケーションも言葉の面白さの一つ。が、それがすべてではない。こういうことを何度でも繰り返して言っていかないといけないと思っています。

昨日のエントリーのBGMはHARCO。HARCOがBGMの時は結構冴えているように思う。

自己評価では、昨日のエントリーを入れて、7打数4安打(うち2ランホームラン1本)、打点3といったところか。
音楽的に大所高所から見ればPico(樋口康雄)の方が日本の大衆音楽史に残るのかも知れないが、個人的には断然HARCOなのである。彼の「ん」の発音が大好き。幸福は音に宿れかし。
下北沢のmonaにミニライブを見に行って以来、HARCOを生で見ていないので今はどんな歌声なのか少し気になるけれど…。

夕飯は、蟹の茶碗蒸しと風呂吹き大根・柚子味噌風味
本日の晩酌:佐久乃花・山田錦純米・熊本酵母・無濾過・原酒

本日のBGM: Snow Man (HARCO)