生きています。
気がつけば2ヶ月ぶりの更新。
これだけ空いたのはいつ以来だろう?
とにかく6月は心身ともに絶不調で、1日授業を休んだほど。
今学期で廃業しようか、とも思ったくらいの「底」「谷」から、何とか持ち直して1学期の授業も、成績出しも終えて、イマココ。
私を救ってくれたものをちょっと振り返り。
この2冊
6月は本当に絶不調でした。心身の「心」が崩れると「身」もハリを失います。なんとか持ち直した、というか内なる「満ち満ち」に役立ったかな、と思うのはこちらの2冊。 pic.twitter.com/KKGwP2JMEO
— Takashi “戦争反対” Matsui (@tmrowing) 2022年6月26日
haratomo様40周年記念
そして、「浄化」されたと実感した時空がharatomo様のオーチャードホールでした。次はこちらの10月まで生き延びたいと思います。
— Takashi “戦争反対” Matsui (@tmrowing) 2022年6月26日
チケット当たりますように。 pic.twitter.com/Buj9pjuBXZ
スペシャルドリンク
汗だくで帰宅。
— Takashi “戦争反対” Matsui (@tmrowing) 2022年7月1日
シャワーを浴びて、飲む点滴。 pic.twitter.com/AzJxTAAKrm
心身に歪みを来したのは、仕事でのストレスもあるけれども、何といってもコレ。
- 「ESAT-J不受験者の仮結果推定の問題」
このシミュレーションをやっていて、本当に具合が悪くなったのです。
「この問題には、もう近寄らない方がいいのでは?」と自分でも思いましたが、大手の報道メディアも殆ど何も報じない問題点のあれやこれやは、表に出しておかねば、ということで、資料を作り、オンラインでの学習会も開催し、noteで資料も公開し、その後、動画もYouTubeで公開しました。
noteの資料はこちらのリンクから。
YouTube動画はこちらから。
資料をnoteで公開したのは6月26日。
動画を公開したのは7月9日。
私は「入試改革を考える会」の1月の記者会見でも、3月末の記者会見でも、素性を明かして実名で、できる限り具体的な例を挙げて批判してきたのですが、1名の記者を除いて、私に問い合わせや確認をしてきた報道メディアの人はいないんですよ。
このpdfと記事を公開したのが6月26日。10日経ちましたが、私のところにはどの報道メディアからも問い合わせはなし。RTも僅か。
— Takashi “戦争反対” Matsui (@tmrowing) 2022年7月6日
まず、読みましょうよ。知りましょうよ。
一般の読者には細かすぎて分からないなんて言わないで。
だって、中3生も保護者も問題点が分かってないのに、明日申し込みですよ。 https://t.co/asuw12hIkI
もうここからも2週間経ちましたが、一向にどこからも問い合わせはないんですよ。大手も中小も報道メディアは、「ここに問題があるとは認識していない」ということでOKなんですね。 https://t.co/oPpPYBUCHW
— Takashi “戦争反対” Matsui (@tmrowing) 2022年7月20日
そんなこんなで時間だけが無駄に過ぎていく中、「吃音(きつおん)」の人は申請が認められればESAT-Jの受験を「免除する」という都の方針がスクープされ話題になりました。「受験をしない」わけですから、「不受験者」とみなして、「学力検査の得点に基づく仮結果推定」という、解消のしようがない瑕疵がある制度に引きずり込むことになります。
私は再三、
- 善意で舗装された地獄への道に受験生を乗せるのですか?
と、都教委、都立高教員、報道メディアにメッセージを送ってきましたが、とりわけ報道メディアが、この「不受験者の扱い」の問題点を具体的に報じないことには本当に驚き、憤っています。
問い合わせがないという意味では、1月の記者会見(半年も前!)の時から、私が指摘していることの何が問題なのか、報道メディアの方たちは知ろうとしていないかのような扱いです。素人みたい、といったら素人に失礼ですよね。 https://t.co/RfHST3RrWy
— Takashi “戦争反対” Matsui (@tmrowing) 2022年7月20日
読売、東京、朝日と大手は都の教育庁から口止めでもされているのか?
— Takashi “戦争反対” Matsui (@tmrowing) 2022年7月24日
なぜ「ESAT-J不受験者の仮結果推定には、解消できない瑕疵がある」ということを報じないのか? https://t.co/aZ5L91Hm3E
本当に、時間を無駄にしている余裕はないのです。
英語教育に関わる「業界誌」の来月号の特集に、このESAT-Jが取り上げられるそうです。
そんな中、大修館の月刊誌『英語教育』来月号(9月号)の第3特集はこれですよ。
— Takashi “戦争反対” Matsui (@tmrowing) 2022年7月21日
言語テスティングの専門家らしき人も名を連ねているようですけど、危惧しかないわ。
8月中旬以降の発売ですね、多分。 https://t.co/ZEHsyrMnVR pic.twitter.com/C31kBvYCDy
私は、この数年で何度、「『英語教育』は死んだ」と呟いたかわからないくらい、この雑誌の近年のあり方には批判的ですが、これは酷い。
御用雑誌『英語教育』は、このときの過ちを繰り返すつもりか?
— Takashi “戦争反対” Matsui (@tmrowing) 2022年7月21日
私は大学入試・高大接続での民間ヨンギノー試験導入の狂想曲で、体勢追従のようなことしか言わずに混乱を放置、さらには助長した「専門家」たちを許しはしないので。
その意味では業界誌『英語教育』も同罪なんですよ。 pic.twitter.com/XFNcKjlrkV
御用雑誌、極まれり、ですね。
来月の中旬には発売になるのでしょうが、それまでにESAT-Jを止められれば言うことはありませんが、そうならなくても、いかに破綻した制度設計で、無責任な実施が危惧されるのか、訴え続けていきます。
こちらに「入試改革を考える会」の大内代表の呼びかけがあります。よろしくお願いします。
「都立高入試へのスピーキングテスト導入中止を求める緊急アピール」の呼びかけ人は阿部公彦氏、宇都宮けんじ氏、紅野謙介氏、杉田真衣氏、竹信三恵子氏、鳥飼玖美子氏、前川喜平氏と私(大内裕和)の8名。8月2日(火)に第6次提出を行います。「賛同メッセージ」募集中です。https://t.co/m4Kf41hsYy
— 大内裕和 (@ouchi_h) 2022年7月23日
最後は告知。
私の専門(自称!)である「英文ライティング」のフィードバックのあり方を考えるオンラインセミナーを開催します。
7月31日(日)、8月7日(日)、8月21日(日) と3回とも基本的に同じ内容です。
近年、スピーキング指導のフィードバックの流れで、ライティング指導でも「ゆるふわ」なフィードバックが推奨されていますが、「現実に書かれた言葉がそこにある」ライティングという活動の特質を踏まえて、フィードバックのあり方を考える2時間です。私の教室での高校生の英文ライティングに対するフィードバック例とその背景もお伝えします。多分、他のどのセミナーでも得られない内容だと思います。
7月31日
passmarket.yahoo.co.jp8月21日
passmarket.yahoo.co.jp
上記日程で都合のつく回でお申し込みください。2学期以降、来年度以降のスムーズな取り組みには、同僚の方を誘っての受講がお薦めです。
もう一つは、指導者に限らない、英語学習に資するオンラインセミナー。
8月20日(土) 10:00-12:00
「時制」「助動詞」とその生息域を実感する
テキストは、noteで既に公開しているマガジンを使います。まだお持ちでない方は、受講までにご購入し、準備して下さい。
note.com
本日はこの辺で。
本日のBGM: 守ってあげたい(原田知世)