試行錯誤

些か旧聞にはなりますが、今年(2018年)の2月に広島大学で開催された、

全国英語教育学会・小学校英語教育学会 2017年度第3回英語教育セミナー
2018年2月11日(日・祝)15:40-16:40
於:広島大学 教育学部(東広島キャンパス)K104講義室

セミナー② 
「体を表わし得る名とは?:
ライティング課題における「お題」と「テクスト」を見直したい」

での発表資料をこちらで公開します。

セミナーの翌週での振り返りは既に記事にしていましたので、そちらも併せてご覧下さい。

http://tmrowing.hatenablog.com/entry/2018/02/16/071840

一部、公益財団法人である「英検協会」の出題での著作権に関わる資料がこちらでは示せませんが、資料に表示されているリンク先を見ていただければ分かる範囲だろうと思います。

20180211広島レジュメ公開可能版.pdf 直
広大セミナースライドのコピー.pdf 直

  • 国産の「ヨンギノー」試験の「ライティング」では、とかく「お題作文」で「意見文」を書かせようとしすぎなのではないか?
  • さらには、お題の設定がお粗末なために、受験者の答案が一定のベクトルに収まらずに、適切な評価ができていないのではないか?

などなど、指導者も受験者も「腑に落ちない」ことがあるのではないかと、常日頃感じているのですが、そういった議論の端緒となれば、と思っています。

資料の中で、ケンブリッジのWrite & Improve の活用例も示していますので、ケンブリッジ英検の受検予定があるなしに関わらず、この機会に試してみて下さい。高額な受験料を払わなくても、かなり有益なフィードバックを得ることができます。指導者が使うだけでも、指導への「気付き」をもらえるのではないでしょうか?

本日のBGM: アイデア(星野 源)