残暑というには暑すぎるけれど…。

6月上旬、とても悲しい出来事があり、妻も私も失意の中、日々の小さな出来事に喜びを見いだし、幸せを感じるようにしてきたのですが、西日本豪雨での甚大な被害、敬愛するフィギュアスケーターのデニス・テン氏の訃報、そして、とてもとても、という酷暑の続く夏に、心身ともにかなり疲れています。皆様におかれましてはいかがお過ごしですか?

私の最近のupsとしては、昭和の香り漂う「俵山温泉」に久しぶりに妻と出かけたことと、台風が気になる中、The Ice 大阪公演に妻と出かけてきて、しばし高揚感を得たことでしょうか。The Iceでは、第1部の最後には、デニス追悼の群舞、そして、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフ選手は今季のフリープログラムのお披露目をしてくれました。このプログラムの振り付けがデニスだったのでした。

本業では国体の中国地区ブロック予選が地元の山口開催で、配艇委員長を仰せつかり、テントの中だからと油断していて、前腕部が大日焼けで大変な思いをしましたが、無事終了。その後、今季は基本、開店休業です。

一方生業の「英語教育」では、今季唯一のお座敷というのでしょうか、この企画で登壇します。

LET2018大阪大会
2018年8月7日 - 9日
千里ライフサイエンスセンター

http://www.j-let.org/let2018/page_20171216120034

私の出番は、最終日の9日の最後にある「パネルディスカッション」です。
司会は広島大学の柳瀬陽介氏、パネリストは静岡大学の亘理陽一氏、関西学院大学の寺沢拓敬氏、そして私。そうです、このパネリストは「第8回山口県英語教育フォーラム」の講師と全く同じなんですね。

早速、柳瀬氏からはブログでスライドが公開されていました (https://yanaseyosuke.blogspot.com/2018/08/let.html) ので、私も暫定版のスライドがダウンロードできるようにこちらにリンクをお知らせしておきます。pdfに圧縮していますので、多少読みづらいところがあるやも知れませんが、ご容赦を。

「統合はいいことか?2015年の『高3英語力調査を振り返る』」(暫定版)
LET2018 大阪 松井 鍵版.pdf 直

当日配布資料はありませんので、当日、フロアから奮って「参戦」したい方や、遠方で参加できない方などは、こちらからダウンロードして下さい。暫定版ですので、直前まで若干の変更があることをご了承願います。
大会終了後、こちらでまた詳細を報告し、資料を公開したいと思います。

大会の盛会を祈念して。

本日のBGM: 輝きだして走ってく(サンボマスター)

※2018年8月12日追記:

LETでの松井発表スライドの引用&参照資料をこちらに示しておきます。全て2018年8月12日現在。

「平成26年度 英語力調査結果(高校3年生)の速報(概要)」(2015年3月)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/106/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2015/03/26/1356067_03_1.pdf

「平成26年度 英語教育改善のための英語力調査事業報告」(2015年5月)http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1358258.htm

「生徒の英語力向上推進プラン」について(2015年12月)
http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1358906.htm

「平成27年度 英語力調査結果(高校3年生)の速報(概要)」(2016年3月)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/058/siryo/__icsFiles/afieldfile/2016/03/23/1367581_2.pdf

平成27年度英語教育改善のための英語力調査事業報告 (2016年12月)
http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1377767.htm

平成28年度英語教育改善のための英語力調査 報告書 (中学3年のみ;速報版は2017年3月。報告書は2017年7月)
http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1382899.htm

平成29年度英語教育改善のための英語力調査 事業報告(中3&高3;速報版・概要は2018年4月。報告書は8月12日現在で未だ掲載されず。)
http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1403470.htm

CEFRとのヒモ付け等のための詳細なマニュアル (2009年)
Relating Language Examinations to the Common European Framework of
Reference for Languages: Learning, Teaching, Assessment (CEFR): A Manual
http://rm.coe.int/CoERMPublicCommonSearchServices/DisplayDCTMContent?documentId=0900001680667a2d

上記マニュアルのテスト開発者・実施者向けガイドブック (2011年)
Manual for Language Test Development and Examining for use with the CEFR
https://rm.coe.int/manual-for-language-test-development-and-examining-for-use-with-the-ce/1680667a2b

David Little, Leni Dam, Lienhard Legenhausen. 2017. Language Learner Autonomy: Theory, Practice and Research (Second Language Acquisition)

安井稔『英語教育の中の英語学』(大修館書店、1973年)

このブログの過去のエントリーでは、こちらにその時々の暫定的なまとめがあります。

平成26年度版(初年度調査)に関して
「ゆう」に「こ」とかいてYOU子?
http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20150620

平成27年度版に関して
「空の上はいつも青空」
http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20160325