♪追いかけていくうちに追い越され♪

県総体県中国大会県予選終了。
予報とは裏腹に朝から雨。
945ベルトを装着して、片道1時間少々のドライブ。
湖に到着する頃には、雲の切れ間も覗いていたのですが、気温が上がらないばかりか、コース上は強風の吹きっさらし。
私は競漕委員のうち、救助艇に配備され湖上からの監視。パタゴニアのフリースベストを着ていって正解でした!
部長にお願いして、新人4名を見学に連れて来てもらったのは良かったのですが、余りの寒さに震えていたようです。心が燃えていればいいのですけれど。
レーンコンディションが今ひとつだったので、今日の漕ぎの評価は難しいところですが、上位選手は概ね安定していたのではないでしょうか。このランキングに、自チームの選手が絡むのはいつ?たかが「部活動」、されど「部活動」です。

県ボの理事会の前に生徒を近くの駅まで送り急いで艇庫へ戻って会議。
さらに、今年が引き受け県である中国大会の実行委員会を終えての帰宅。

寒気が入ってきたのか、市内に戻っても更なる冷えを感じたので、ストーブをつけました。
週明けから「家庭訪問週間」で短縮授業。
学校全体の動きとはいえ、授業の密度を高めるのが大変です。
1年生は、看護科も進学クラスも、「文字指導」と「名詞は四角化で視覚化」。
発音指導が、シラバス最初の1週間で終わらないように、「文字指導」も「四角化」も、初歩ではなく、基本なのでずっと続いていく指導です。
高2は、「リーディング」の続きから。
まだ「定義の見方」への取り組みですね。「定義が味方」になる日を信じましょう。
高3は、「診断テスト」を粛々と。
英作文・ライティングに限らず、国内の教科書・学習参考書の「健全な」批評を続けている希有なブログを過日紹介しました。「トンデモ本」がこれだけ蔓延っている現状を嘆き、私もいろいろな手段で、「警鐘」を鳴らしてきましたが、「出版」が商業である限りにおいて、様々な軋轢が生じかねません。聞く耳を持つ人ばかりなら、既に現状は改善されているだろうと思うのです。

「英語教育再生プロジェクト」では、「和文英訳」を扱う学習参考書に関して、

http://eigokyoikusaisei.seesaa.net/article/355038593.html
http://eigokyoikusaisei.seesaa.net/article/355912599.html
http://eigokyoikusaisei.seesaa.net/archives/20130419-1.html

と、予備校講師が著す「売れ線」の3冊を取り上げています。
私の中では、「書くための文法」としては、金子稔先生の『英作文の解法ルール48』 (洛陽社) で十分で、あとは自分が肉付けしたり、古く感じられるところを磨いたりすればいいなぁ、と思っているので、新刊の学参も「和文英訳」に関してはあまり精査していませんでした。今回、3つの記事を読み、改めて問題点が浮き彫りになったように思いますので、少し気を引き締めて、「和文英訳」モノに目を光らせようと思います。「和文和訳」の方法論を体系化、とかいう前に、それが本当に「英語」になっているのかを問うべきでしょうから。
英作文参考書に関しての私のスタンスがどういうものであるかは、まず、過去ログのこちらをお読み頂ければと思います。

出直しライティング塾 http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20071226
”Reputable, national, and in present use” http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20080917

本日のBGM: Rum Hee (トクマルシューゴ)