made to measure

今日は午前中にフォーラムの打ち合わせ。
予定していたメンバーが揃わず、事務的なことを確認した後は、高校入学時からの指導手順に関する情報交換。

  • 語彙にしろ、文法にしろ、英語の基礎基本を身につけずに入学してくる多様な生徒それぞれに適切な指導法・指導手順とは?

あらためて、自分がどのような「シラバス」で教えているのか、ということを振り返る好機となった。名詞句から副詞句へ、という私のドリルに関連して、末岡先生の論考に言及。そこで思い出したので、『学習英文法を見直したい』 (研究社) の著者割価格販売分をようやく手渡しで。ヨイショ評は要りませんので、率直なご意見をお聞かせ下さい。
午後は、採点天国の中の歩行者天国ど真ん中という感じです。
一段落ついたところで、電話をかけ、Scotland Martのオーダー会に初参加。
土曜日は朝から一日中大盛況だったようで、オーナーも少しお疲れ気味でした。無理されませんように。
arbreからお越しいただいた石原さんに、スーツではなく「紺ブレ」のオーダー。アイビーの尻尾くらいは掴まえていた世代ですので。(東京勤めの頃、FTCの後の懇親会で、初対面の菅正隆氏に、「遅れてきた若大将」と呼ばれたこともあるくらいです。)
生地選びは愉しいですよね。色目で一寸迷い、最終的に手触りで決めたのは、バルベラというブランドでした。今日羽織っていった薄手のジャケットがたまたまバルベラ。やっぱり、良い生地なのだなと実感。段々と中年体型になってくるので、採寸で自分の身体を知る (知られる?) ワクワクドキドキの1時間でした。メタルボタンのサンプルが来週届くので、それを見て最終のオーダーが完成。出来上がりは約1ヵ月後。石原さんの着ていたジャケットが可愛かったなぁ…。

先日の学級文庫に続いて、私の自宅の仕事机の本を紹介して本日は終了。
幅180cmで三段ある書棚のうち一番下を机の天板と同じ高さに揃えているので、そこに一番多く使う辞書類を置いています。各段、前列と後列がありますが、写真で見えるのは前列だけですかね。ホントはレールを付けてスライダーにしたいのですけれど…。
ここに見えているのは、自分のいる目の前の約90cm分のうち、下二段の「立たずに手が届くエリア」です。
下段の一番手前に、よく引く辞書・文法・類義語など。

OgdenのBasic辞書やHindmarshのCambridge English Lexiconなど基礎語彙や語法・前置詞類。英語史もちょっとだけ。

二段目に英語表現・日英対照・正用法のハンドブック類など。

イディオム・句動詞・機能表現など。

本日のBGM: Feel it (Todd Rundgren Live in Chicago ‘91)