for better, for worse

朝一でパソコンを開くと吉田美和結婚のニュース。
おめでとうございます。
そういわれて曲を聞き返すとそう聞こえないでもないのかな…。
幸せになって下さい。

終業式も終わると、2011年度は終わったことになるのですが、早速、進学クラスの「春季課外」が始まりました。
「英語I」「OC」を教えていた高1の生徒も高2の教室に引っ越したので学級文庫も高2用の書籍類とご対面。「大学入試」対応の書籍が少し増えてきます。ただ、新入生は夏休みくらいまでは学級文庫のお世話にならないので、高1教室の全ての辞書類と百科事典類は、いったん高2教室へ移しておきました。来年度半ば以降で必要になれば、高1の教室に借りに行けば良いこと。思い立った時に手に取れるところにあることに意味があります。
1年間、中学校レベルの復習定着と、楽に呼吸が出来るレベルの英語素材での多読を進めてきましたが、高2の間に「高校2年生レベル」に入っていく予定なので、その準備。今日はガイダンスをしながら、これまでの歩みを振り返り、頭の働かせ方、目の付け所、意識付け。問題演習はやっていません。how-toよりもhow muchということで、

  • この1年間は「仕込み」の年ですよ!

ということは繰り返し説きました。
今日の分のハンドアウトはこんなものです。

kagai_2012_03_21.pdf 直
扱い方に興味のある方はメールやtwitterのDMでお問い合わせを。

前日に4時間近くを費やしてCOCAで検索した英文をダイレクトに提示していますが、高校1年にはちょっと難しい。これがスラスラと処理できないのは当たり前で焦る必要はありませんが、ただ、これが「生」の英語ですよ、ということは見せておかないと。

  • このような英文、英語表現の類例で、自分の英語力の守備範囲に近い英文を学級文庫の辞書や百科事典、多読教材に求めること

がこの春休みの間に求められています。<関係副詞>と<前置詞+関係代名詞>との対比はここに来て初めて取り上げるので、無責任なようですが、まあ、今日のところは躓いておいて下さい。たぶん大丈夫です。
1日空いて、二日目の講座では、今日扱った素材のうち<関係副詞の肝>を解説して「後置修飾」の総まとめをしてから、いわゆる「準動詞」、「句」と「節」を扱います。<とじかっこ>が本当に分かっているか、ということですね。
この学年からは田地野彰先生の『意味順英作文』が新年度「ライティング」の副教材として追加になったので、柳瀬和明先生の『「日本語から考える英語表現」の技術』と併せて2冊を繰り返し読むことも春休みの課題です。

日向清人先生にRTされてから急にアクセスの多くなった、「常勤英語教員対象の外部試験助成」の過去ログ (http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20120309) ですが、ここに載せた画像ファイルの資料は、2月の段階で全国の中学高校へ各自治体の教育委員会経由で通知済みのものですから、必ず学校には届いているはずです。まだご覧になっていない方、「回覧されるべき書類がどこかで止まっている」、ということはよくあることなので、年度末の大掃除で書類の処分が済む前に確認してみて下さい。私も、「ケンブリッジ英検」がこれだけ割引になるなら受けてみようかなと初めて思ってしまいました、小市民ですね。

人事の発表もあり、別れの季節をしみじみと実感。送別会の準備等々。
新年度の授業担当は、週18時間。高1から高3まで7種類の科目を担当します。どの科目も1クラスだけで7種類というのは公立にいた最後の年以来だから、12年ぶりかね?毎回が「真剣勝負」などと力まず、充ち満ちたhealthy tensionを維持して行こうと思います。

退勤後、床屋によってから帰宅。
春を先取り、ではないがサッパリした。もうかれこれ30年近くこの髪型と付き合っていることになります。

夕飯はあっさりと冷たい蕎麦。大根おろしでいただく。
今日は水曜日、いよいよ『相棒』の今シーズン最終回。ミッチーも「卒業」。
大人の事情がいろいろあるのでしょう。和泉監督で締めてはいましたが、ドラマとしては、ちょっと後味が悪かった。引きずった分、再会への伏線とも言えるけれど。
半年後か一年後か、劇場でか。


本日の晩酌: 土佐しらぎく・特別純米・無濾過生酒・広島県産八反錦60%精米 (高知県)
本日のBGM: その先へ (Dreams Come True feat. Fuzzy Control)