『愛の歌をうたいましょう』

週が明けて月曜日。先週と同じように勤務。今日は、朝礼から成績会議まで。何人もの同僚から、「実家や親戚は大丈夫だった?」と気遣ってもらった。友人知人のネットワークで国内外から情報が伝わってくる。何人か、東北地方での知人の安否の確認が出来たことを素直に喜びたい。
追試指導の段取りを済ませ、選抜大会の新幹線の切符を購入して帰宅。福井で予定されていた全中は中止と決まったようなので、高校の選抜大会があるかどうかもわからないけれど。私は今の自分に出来ることを全うするだけだ。

テレビのニュースは神経が休まるタイミングを失うので、ラジオを中心に、詳細の確認はネットで。
妻の親戚の多く住む茨城県もライフラインの寸断された震災地なのだが、知りうる情報はtwitterとUstreamで流れるIBSの放送 (http://www.ustream.tv/channel/ibs-hodo) 頼み。茨城県では放射線量の測定値を県のホームページで公開しているとのこと。

浦安から東京湾岸など液状化の影響も気になるところ。
都知事選を取り巻く茶番のようなニュースには辟易。
遅めの夕飯は「元気の出るもの」という私のリクエストで焼き餃子。
録画してあったマッチを見て自分を鼓舞。

妻に、レイモンド・ブリッグズの『風が吹くとき』の話をしたら、早速検索してYouTubeを見ていた。私はこの頃既に教員になっていたと思うのだが、彼女はまだ学生で、このアニメのことも知らなかった模様。不安を煽るつもりはない。ただ、人の力でコントロールできないものが確実にあるということには敬虔でいなければと思うだけだ。

元春の詩と、曽我部恵一さんのブログでのメッセージを見て、アーチストの心意気に感じ入る。

久野収・鶴見俊輔『思想の折り返し点で』(岩波現代文庫) を読んで就寝。

本日のBGM: 春の嵐 (曽我部恵一)

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