Benzo の強勢は第一音節

土曜日の本業は、アップ2周を腕漕ぎからスライドピラミッド、スクエアワークで使い、その後、1500mをSR28で8発 (Rest 5分) の予定だったのだが、スピードが乗らず、時間内に6発しかできなかった。ベースのスピードが落ち始めたところですぐに修正できないとダメ。一度、原則の谷に落としてしまうと、その後スピードを回復させるのは難しくなる。
この反省をもとに、日曜日の午前のみ乗艇練習。
快晴、ベタ凪。カタマランで曳き波を立てるのが申し訳ない。
アップで艇をフラットに、直進という部分を徹底し、ラダーでスピードとリズムの確認。
スタ練で身体を反応させることを狙って2往復分。その後さらに片道ずつのラダー。低レートから中間レートまでは2分、レースペース前後は30本で上げていきます。これは、片道で1500m以上とれるこの水域だからこそのメニュー。最後のセットは、SR28/30/32/34/36↑でしたが、エントリー前の隙間も余りできず、良い艇速になっていました。このメニューが効いたのか、ダウンのスクエアワークは拍手を送りたくなるほどの出来。艇の運びといい、ランといい、申し分なし。これをアップから出せるように頑張ってください。

昼からは、英語教育フォーラムに向け、自分のチューニング。
時折息抜きで、Oliver Sacksを再読。ウィトゲンシュタインの引用ではじまっていたのだなぁ。
精読、速読、多読も良いでしょう。外国語であっても、第二言語でも良いでしょう。折に触れ読み返したい、読むたびに感慨や新しい発見がある、そんな本を多く持ちたいものです。その点、詩は優れています。歌の歌詞も、詩としてのクオリティーを持つものは歌いつがれるのだと思います。
Usreamの可能性を今、自分でも試しているところなのだが、ミュージシャンの青木孝明さんの企画に現在Couchで活躍中の平泉光司さんが乗っかるという、自分にとってこれ以上に聴きたい歌がどれくらいあろうか、というようなライブがUstreamで配信されていて、土曜日の夜はリアルタイムで、その後は録画で見ている。アドレスはこちら↓
http://www.ustream.tv/channel/saturday-night-acoustic-vol-6-alternative-cafe
お客さんの話し声も拾うくらいの大きさの会場で、子供連れのお客さんもいるのだが、遅滞もズレもなく映像と音のクオリティの高い配信でびっくりした、スタッフも優秀ということなのだろう。Benzo時代からずっと、平泉氏の歌を聴いてきたが、Soulfulなところに惹かれるのだな、やっぱり。最近の平泉氏のお相手は青山陽一さん、高野寛さんときて、今回の青木さん。青山陽一さんが、最近、高橋徹也さんと赤坂で競演ということで、歌心・詩心の畑がどんどん耕され、啓かれ拡がっていく様子を想像するだけで楽しくなる。
梅の宿は、空気に触れて雄町の持ち味を出し始めた。
封切り直後とは全く違う旨さに気持ちよく酔う。

本日のBGM: 真昼 (平泉光司)