notes of admiration

学年末テスト初日の高2のひとつを終え、土曜日出校日との振り替え休業日を利用し、学年団のご苦労さん会で、県内は阿知須の「てしま旅館」へ。ご主人は、三代目。現任校の卒業生で、元生徒会長とのこと。学年団の他の先生はみなよく知っている模様。
入り口には、haratomoさんに贈られた花が飾られていた。
つい1週間前に、ご夫婦でのアートと音楽のライブイベントが行われ、100名のお客さんの前で、haratomoさんが歌声を披露したそうな。エドツワキさんもオススメのロフト付きの部屋を使わせてもらい、ちょっと感激。部屋に用意されているお茶が、加賀棒茶でかなり驚き。売店で販売もしていることがわかったので、今度から、ここに買いに来ようっと。
進学クラスの担任だと、卒業式後もまだいろいろあるのだが、そういう話しはひとまずおいておいて、「生徒だけじゃなく、先生たちも1年間、本当にみんな頑張りましたね」、という労いのひとときです。この人たちと一緒に仕事がしてこられたことに感謝。楽しかったです。宿泊で何度もお世話になるのは大変だろうから、ディナーなどで友人をもてなすのにまた訪れたいと思う。
お土産には、妻からのリクエストだった「てしたまご」のロールケーキとシュークリーム、で加賀棒茶。
帰宅後、さっそく妻と加賀棒茶でいただきました。

テスト2日目の今日は、高1のOC。毎回行っているライブリスニング、今回は、ディクテーション。試験範囲が短いので楽勝ですね。

昼過ぎに、「山口県英語教育フォーラム」の打ち合わせ。
来年度はいよいよ、正念場の第3回。運営委員体制を組んでしっかりと取り組みたいと思います。

帰りがけに、BDを購入。バンクーバー五輪を残す準備。
帰宅して少しすると、Time Out Tokyo の懸賞に当たったらしく、『かいじゅうたちのいるところ (where the wild things are) 』のTシャツが届いた。「幸運な2名の読者」のうちの一人に。いやぁー、懸賞に当たったのって、高校生の時以来でないかい。(←ここは北海道弁でお読み下さい)

夕飯は、いただきもののホタテ三昧。
刺身でいただくほかに、わたもひもも丸ごと網焼き、チーズをふりかけてのオーブン焼きに、貝柱のフライまで。今井先生、北海道の味をありがとうございました。副菜は水菜のサラダに肉豆腐山椒風味。アサリの味噌汁。アサリは地元産ではなく、有明産の大ぶりで活きの良いものだったせいか、ホタテに負けないくらい輪郭のはっきりとした味だった。
食卓の喜びを写メで送る。返信では、ご自分で作った器で、私の贈った『呉春』を呑んでいたところだとか。私も負けてはいられない、と意気込まずに、テストの採点も控えているので、今宵はお酒は抜きで…。
スピードスケートの清水宏保選手が、今季限りでの現役引退会見。
歴史を塗り替えてきた男がまた一人リンクを去る。今回のバンクーバー五輪代表選手を見てもらえば分かると思うが、スピードスケートの王国とも言われ、数々の名選手を生み、育ててきた十勝の地に生まれ育った人間として、彼の活躍を誇りに思うだけでなく、競技スポーツに携わる人間の一人として、アスリートとしての彼のあり方を尊敬している。彼の業績が傑出しており、彼の足跡が人びとの記憶に残ることは間違いない。某紙のコラムでのストレートな発言も人びとに鮮烈な印象を残したことだろう。
頂点を極めた選手の美学として、有終の美を五輪の舞台で飾れなかったことがどれほど歯がゆかったかは、想像するしかないのだが。

Mizumizuさんのブログで、中野友加里選手の引退を知る。
淋しい。
このブログでも、「ゆかり姉さん」と馴れ馴れしい呼び方ではあるが、精一杯応援してきた選手の一人である。
今シーズン、各大会でのことごとく低い評価にも耐え続け、満を持した全日本でのあのフリー。着氷のぐらつき一つ分なのかと思わせる僅差でバンクーバー行きを逃した彼女。4年前にはトリノに出ていたはずの実績を示しながら、様々な力学に翻弄され、世界選手権では人びとの記憶に残るあの “スタオベ” フリーを演じながら表彰台に届かず、五輪という舞台でこそ花開くことを願っていたのだが、怪我もあり、引退の意向とのこと。大変残念である。真面目に、ひたむきに、自分を鍛え、高めるとともに、スケートへの愛情、芸術への情熱をリンクで表現してくれた中野選手にありがとうといいたい。

本日のBGM: Forget Me Nots (the band apart)