大貧民

結果を残せず不本意ながらも本業での最大のイベントが一区切り。同業者との情報交換に忙しい。友人M氏のチームに初の栄冠。嬉しさと悔しさと寝不足と雨に打たれたのとで疲労困憊。また来月の山に向かって精進。「敗軍の将、兵を語らず」とよく言うが、結果のでない時は、いってみればトランプのゲーム「大貧民」で貧民や大貧民をやっている状態なのである。自分自身が貧民や大貧民なのだということを忘れてはいけない。自分の手持ちのカードが悪いことをいくら嘆いても、それが自分の手持ちなのだから、それで闘うしかないわけである。それがいやなら、そのゲームから降りるしかない。ただ、大貧民というゲームではカードが一定であるから、言ってみれば「ゼロ・サム」のゲーム。余り芳しくないと思われたカードでも、状況を読み、戦略を練り、自信を持ってカードを切れば、二番手くらいに入ることが出来ることもある。そして、そこから補強の目が出ることもあるのである。矯めつ眇めつ。大富豪を見て僻んだり妬んだり羨んだりするのではなく、ゲーム全体を見ることが出来れば勝機も訪れるというもの。
高2はLukaのコメント集作成。生徒からの英語のコメントを取捨選択して、内容に関するフレーズのバラエティーが出るように変えてみた。英語のコメントでB51枚分くらいの分量。大きな誤りは修正して打ち込む。若干例紹介。

  • I felt sorry for Luka.
  • It is very difficult for you to confess your secret to somebody, especially for abused children.
  • The "I" says she'd like to be alone but I think SOS from her is hidden in those words. She doesn't want to hurt people around her by telling them how she really is. I felt lonely when I heard this song.
  • I once heard this song when I was in junior high school and I remember that this song is about a girl being abused. Now I feel that the words in this song are straight and vivid. Luka seems strong but I think she is actually asking for help.

相変わらず、キーボードのLの調子が悪いのでストレス。日本語で書いても良い「気づき」の項目はかなりの分量。18年前の曲でも現代的な意味合いがあるということである。紋切り型のコメントが多いが、まずは紋切り型であれ、英語で言える・書けるレベルをクリアしないと始まらない。週明けは、スピーチドラフトのチェックと6月の歌第二弾。ドラフトに関しては自習課題で原稿作成そのものは終わっているはずなのだが、こればっかりは見てみないことにはわからない。頼みますよ〜っ。6月の歌第二弾は、ストレス・癒し系で行くか、次のテーマの「人権・自由・平等」に移るかを思案。火曜日には導入の予定。
高3ライティングは、peer responseをもとにreviseへ。Self checkの観点を見せてから書かせるか、それとも、書かせてからさらに、self checkをやらせるか。Reviseの様子を見て指示できるように、ハンドアウトだけは準備しておこうか。今週は「表現ノート」のチェックで終わりそう。
17日には英授研の発表があるのと、某H社の単語集の仕事が佳境に入ったのと、某S社の和文英訳・英作文・ライティング指導の企画が入ってくるのとで頭の整理が追いつくか。石川啄木の気持が少しだけ分かる気がする…。