REMO? No, HEM.

連休中は、このブログタイトルの後半の本業の方で疲労困憊。(でも骨盤の歪みを直してもらったので結構体調はいい)
さて、
DOCOMOのコマーシャルで流れる Six Pence None The Richer のKiss Meが今売れている。「なぜ今?」というのが私の感触。それで、高2の9月の曲第2弾は、HEMでいくことにした。
日本ではほとんど知名度のないこの人たちだが、私の授業でかける曲はどのみち、私の授業以外で耳にすることはほとんどないのだからいいでしょう。HEMの中心メンバーはアメリカはブルックリン出身の人たちだが、始めて聴いたときは、音楽・演奏で英国トラッドの未発表音源かと思ったくらい。Fairground Attractionやさらに溯ってFairport Conventionの香りがした。ちゃんと歌ってる音声を聴けばアメリカ人だとすぐわかるのでしょうが、私のリスニング能力もまだまだ修行が必要です。
今回のHEMのセレクションはかなりねじれている。「Kiss meがどんなに売れても、Six Pence None The Richer がしっかり再評価されても、Fairground Attractionの再評価とかにはつながらないのだろうなあ」、という想いからの世間への反骨精神や意地みたいなものか。だったら、Fairground AttractionとかEddie Readerを直接使えばいいのにと普通は思うのでしょうが、どんな曲、どんなストーリーを?と考えたときに一番最初に思い浮かんだのが、HEMの曲だったのです。(HEM関連サイトはこちら→ http://www.hemband.com/)
高3のライティングは(私の方が)コロケーションがうまく整理できないまま連休を終えたので、「英語俳句」にトライ。最近では、 E-俳句、などといった企業主導の企画もあるようですが、私の授業では、アイデアをキーワードで出す練習、上位語やシンボルで言い換える、シラブルに注意して言い換える、描写と視点・立脚点の確認といった表現の基礎練習にもなる創作活動として、高2、高3のどこかでは導入しています。
高3の2学期にやるのは久しぶりですが、That's well worth trying. これまでの生徒の作品を一応見せてあげようと思う。
週明けは、学園祭準備で授業が不規則、さらに来週は来週で代休などがあり不規則。単発でもできることを中心に、いかに底流を作れるか腕の見せ所かも知れない。