Mud sticks.

高2のQ&A大会に向けて、あるクラスでChorusで発音練習をしているにもかかわらず、ずーっと、おしゃべりをしている女子生徒がいたので叱責し、その後は自習にした。Am I a mudslinger? そのクラスは次の時間で当然のごとくスラスラと発音ができないので、クラス全体に再び反省の機会を提供。 There is no joy in Mudville.って感じでしょうか。もう一方のクラスは、準決勝まで順調に終了。
来週は、6月の歌、英国系3曲目。Joe Jacksonを使う予定。歌詞の中に「17歳」がキーワードで出てくることもあるので、夏休みを前にテーマ性を重視した選曲。最後の教材は Langston Hughesにした。前回の歌では"Freedom Train"のPaul Robeson versionを聴いているので、今度は彼の初期の作品を肉声で聴く体験をさせておきたい。 "The Negro Speaks of Rivers"(1920)は彼が高校3年の時、つまり17,8歳の時のメキシコ旅行を期に生まれた作品である。

高3ライティングはnarrative passageの続き。後置修飾での注意事項として、名詞の後に前置詞に導かれる形容詞(相当語)句の中からいくつか抜粋して提示。ハンドアウトを作らず板書したのには、「ライティングで、実際に文を書く時には、ボトムアップ処理をしている」ということを意識させるねらい。one of the most inspiring people I have ever metなど、ボトムアップ処理であっても必ずしも1語ずつではなくチャンクで認識して書ききることが要求されるものを示したつもりである。スラッシュリーディングなどと呼ばれる、 / を入れてチャンクに区切って読むことに慣れていると、そのスラッシュにまたがる名詞句の限定表現や、補文構造などを見過ごしがちであることに教師はもう少し注意した方がよいだろう。
パートナーに、3コマ目の絵に関する質問を英語でしてもらい、絵だけでは理解が不十分で、必ず「言葉で描写・説明しなければならない」部分はどこか?を確認。それを踏まえて20分のtimed writingで draftを書かせた後、接続詞のpeer feedback。最後は『英語モードでライティング』で示されている、「短文の羅列を避ける工夫」を焦点に,reviseの指示。来週は表現ノート二回目の提出。雑な仕事がどれだけ減っているか気になるところ。次もだめだったら、片方のクラスだけやめにするってわけにはいかないのでしつこくクオリティーを求め続けるだけである。