"Make a little space to make a better place"

2019年になって最初の更新です。
最後にならないことを願います。
前回のエントリーで、コメント欄を開放し、温かいお言葉、励ましやねぎらいの言葉をいくつかいただきました。ありがとうございます。
ここに転載させていただき、重ねてお礼を申し上げます。

ヒャダイン さん
来年は、松井先生自らが、いい教材をバンバン出版なさってください。無理なら、PDFという形などで、シェアしていただけるとありがたいです。

axlight さん
いつも拝読しております,某県の高校で英語を教えている者です。先生のダイアリーの存在を知って以来10年弱,更新されるたびに必ず読んでまいりました。先生の指導観・英語観・教材観は私にとっていつも,迷ったときの道標であり,心の支えです。今回のコメント欄開放を,この感謝の気持ちをお伝えするまたとない機会と思い,投稿いたしました。

yama.hiro さん
先日はありがとうございました。先生のブログからは学生時代から勉強させてもらっています。本当に惜しみなく、いつも共有してくださることに感謝しています。

mitetさん
このブログのおかげで、どれだけ勉強させてもらったか。このブログのおかげで、どれだけ励まされたか。「はてなダイアリー」の更新が終わってしまうというのは、何とも寂しい限りです。「はてなブログ」の方で更新を続けて下さることを切に願っています。

Kamisaka Hiroshi さん
松井先生、本当に長い間、お疲れ様でした。と言って、旺盛な好奇心と探究心をお持ちの先生ですから、舞台を変えて、またご活躍を続けて行かれるのでしょう。今後も楽しみにしています。
いろいろなテーマで競い合うように書きまくっていた時期が懐かしいです。あれから色々なことがあり、教科書会社の人間は大っぴらに他社教材を批判できなくなったりしたわけですが、そういったことを出版社が自主的に決めたことが情けなくて、私もあの業界を去りました。
でも、いつかそのうち、サラリーマンを辞めてもよくなったら、何かしたいと思います。が、その前に一杯やりましょう!

bettybotterさん
松井先生、7年くらいブログポストを読ませていただいていました。最近読み返してみて、つい最近自分が思いついた気がしたことも、実は先生のブログで既に触れられている話題だったことも多くて影響の大きさに驚いています。自分にとって、英語はファッションでもおまけでもなく、身体の一部です。同じように、私の英語教育実践において、先生から学んでいることは、取り替え可能な部品ではなく、本体のOSです。
P.S. ELECの研修会で私が書いたコメントを載せてくださったのがとても嬉しく思い出深いです。

みなさん、本当に今までお読みいただき、ありがとうございます。愛着のある「はてなダイアリー」は間もなく終了します。こちらの「はてなブログ」の方の記事は一応は残ります。ただ、過去ログの「リンク」は見えていても、リンクは切れているため、その先の「ファイル」はありませんので、悪しからず。新たに、私の方でリンクを張り直すということはいたしません。

さて、
近況の報告というよりは、イベントのお知らせです。
昨年の2月10日 東大でのシンポジウムが大きな話題となりましたが、その第二弾が今年の同日に行われます。
なんと、私もシンポジストの一人として参加します。
詳しくは、以下特設ページを御覧ください。
ここで告知しておいて申し訳ないのですが、既にメイン会場の約400人、サブ会場の約100人とも申し込み予約済みで、現在は受付を締め切っております。昨年度の社会的な反響の大きさを受け、皆さんの興味関心の高さ、問題意識の高さを実感しております。

https://www.ct.u-tokyo.ac.jp/news/20190110-symposium2019/
センター主催シンポジウム「大学入学者選抜における英語試験のあり方をめぐって(2)」
日時2019年2月10日(日)13:30~17:30
会場 東京大学本郷キャンパス 伊藤国際学術研究センター・B2 伊藤謝恩ホール

プログラム
開会の挨拶

  • 石井 洋二郎 東京大学理事・副学長

講演
南風原 朝和 東京大学高大接続研究開発センター長

  • 英語入試改革の現状と論点

大塚 雄作 京都大学名誉教授/大学入試センター名誉教授

  • 大学入試センター試験はどのように作成・実施されてきたか

荘島 宏二郎 大学入試センター研究開発部准教授

  • センター試験「英語」はどのような試験だったか

松井 孝志 山口県鴻城高等学校教諭

  • 高等学校から見たセンター試験と民間試験の「英語」について

亘理 陽一 静岡大学教育学部准教授

  • 高等学校による英語運用能力のアセスメントについて

笹 のぶえ 東京都立三田高等学校長/全国高等学校長協会長

  • これからの大学入学者選抜に望むこと

討論

  • 講演者全員・石井 洋二郎

司会

  • 南風原 朝和

今回は「センター試験」に、しかも私の役割は「英語」という部分にスポットライトを当てることになりますので、昨年まで書いてきたセンター試験批評も今年はお預けです。今年は「リスニングテスト」第1問がほぼ全ての話題を攫っていった観がありますが、他にも考えておくべきことは多々あります。
当日、東大にお越しいただけない方々には、シンポジウム後にあらたな気付きがあれば、そこから何か書きたいとは思っていますので、後日また覗いて見て下さい。


今年度は高3の進学クラス担任なので、こんなことを書いている現在も、「センター試験」の自己採点に基づくデータリサーチ関係で大童なんです。
本日はこの辺で。

本日のBGM: Heal The World (Paul Heaton & Jacqui Abbott