先輩後輩

先日お伝えしていた、「文字指導」関連のセミナーの告知です。

下記のお知らせにある「問い合わせ」「申込み」はそれぞれ「アットマーク」の部分を記号に変えて、メールをして下さい。
今回のセミナーはあくまでも「小学校英語での文字指導」を考えるためのものですので、その趣旨をご理解の上で参加をご検討していただければと思います。

JACET教育問題研究会が主催して
「小学校英語教育における文字指導について」のセミナーを
下記の要領で開催します。


日時:2017年7月1日 13時開始
会場:関西外国語大学中宮キャンパス 本館二階
多目的ルーム

参加費無料,参加希望の方は,参加登録が必要です。
申込みの際には、「ご所属」を明記の上、
shiensakaiアットマークgmail.comまでメールをください。
先着80名までに参加証をお送りします。


趣旨:中学校の入門期での文字指導についてはそれなり
の研究がなされてきましたし,研究の成果も実践されて
きました。しかし,小学校では,文字指導が積極的に推
進されなかったためか,そのような研究を受け継ぐこと
もなく,指導者の考えがバラバラのまま入門期の文字指
導が行われようとしている感があります。


本セミナーでは,
中学入門時(高校再入門時)の文字指導の第1人者に,
文字指導の知見について講演を行っていただきます。


次に,小学校で指導していらっしゃる先生に,小学校で
のローマ字指導(訓令式,ヘボン式)とフォニックスに
ついての考えを整理していただきます。


そして,小学校の英語指導者に,現場に沿った文字指導
はどうあるべきかを議論していただきます。


会場からもご意見をお聞きし,小学校での文字指導を考
えるきっかけにしたいと思います。


時程

13:00-13:50「落ちこぼれを無くすための入門期における
適切な文字指導として ~ handwriting指導の基礎基本」
松井孝志先生(山口県鴻城高校)


13:50-14:20「小学生に対する文字指導,訓令式,ヘボン式,
シンセティックフォニックス(特にジョリーフォニックス
に焦点を当てて)の整理」樫本洋子先生(大阪教育大学附
属小学校)


14:35-16:05
シンポジウム「小学校教育における文字指導について」
シンポジスト:土屋佳雅里先生(杉並区小学校英語講師)
「子どもたちの声から探る文字指導」,
成田潤也先生(厚木第二小学校)「小学生目線の文字指導,
文字を書くことの意義を小学生目線で考える。
加藤拓由先生(春日井市立鷹来小学校)「ふつうの公立小
学校でできる、ふつうの文字指導とは?」,
司会:村上裕美先生(関西外語大学短大部) 


このシンポジウムについての問い合わせは
酒井志延 (shienアットマークcuc.ac.jp)まで。

くり返しになりますが、今回のセミナーはあくまでも「小学校英語での文字指導」を考えるためのものですので、その趣旨をご理解の上で参加をご検討していただければと思います。

私の「小学校英語」に対する基本姿勢は、過日の「パブリックコメント」にある通りです。

過去ログはこちら
http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20170311

その私が、「小学校英語」に関わる研究会で「文字指導」の話、しかも handwritingに関わる話しをする、ということの意味も合わせてお考え頂き、参加していただければと思います。

中学校、高等学校でのライティング指導から見た文字指導ということでしたら、お住いのエリアの教育委員会や、中英研、高英研、または英授研などの学会に「研修会」や「講演」のリクエストをあげていただくのが良いかと思います。

本日のBGM: 宙船(中島みゆき)

20170505追記
英語の文字指導に関する過去ログでは、次のエントリーが一番まとまっていると思いますので、是非一読をお願いします。
とりわけ、指導者の指導者に当たると思われる大学の先生におかれましては、リンク先の画像も含めて彼我の差を確認して下さるよう、お願いします。

英語の文字指導
tmrowing.hatenablog.com