brotherhood

高校野球県大会決勝の朝。
ロンドン五輪の開会式を少し観戦。
スタジアムへと入場する聖火ランナーはレッドグレイブ!!
rowingに関わる人なら、この感激を共有してもらえることと思います。
学校で打ち合わせの後、こちらもスタジアムへ。
兄弟校対決は、「兄」が先行し、「弟」が追いつき、「兄」が追い抜き、最後は「弟」の逆転で「弟」に軍配。本当に暑い中、熱い良い試合でした。追い抜いた時は、甲子園が近づいたか、とも思いましたが、攻守が入れ代わり流れのある競技は難しいもの。2点ビハインドで迎えた最終回の攻撃は、2アウト満塁で一打同点、長打で逆転という場面で、快音が聞かれましたが、センターフライで決着。甲子園では、「兄」の分まで暴れてきて欲しいと思うのは、こちらの欲目。ただひたすら自分たちの目標に向かってベストを尽くして下さい。
野外スポーツに携わる私としては、いつものことながら暑さ対策、水分等の補給と万全の準備で応援に臨みましたが、それでも本当に疲れました。連日声が嗄れるまでエールを送った応援団、野球部員、そして山場の準決勝の日に自分たちのコンクールがある中、予選から盛り上げ、決勝でも応援を支えてくれた吹奏楽部の皆さんは、特に暑かったことと思います。応援生徒、卒業生、保護者の皆さんもお疲れ様でした。多謝深謝。

帰宅後、一息ついて、「弟」の勝利と「兄」の健闘を称えて「乾杯」。
ロンドン五輪は女子サッカーの前半だけ見て、仮眠。
日付が変わる頃から夏の研修会の準備などなど。
anfieldroadさんのブログや呟きで「意味順」と「be動詞」の扱いが話題になっていました。
中学などの「入門期」で、体系的な指導というのは難しいだろうと思います。私は主として高校生を教えてきましたから、一貫して「助動詞の番付表」で、階層性の処理を図ってこれたのはただただ幸運。
過去ログでは、こちらなどが、まあ、分かりやすい説明ですかね。(「捨てられないもの」 http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20111013)

  • このbeは「です・ます・なる」のbe? それとも「いる・ある・くる」のbe? それとも?

と問うて、「助動詞」処理ができるのは高校生ならではの指導手順なので、中学校段階での指導上の悩みとその解決策からしっかりと学びたいと思います。「本動詞」としての、beに関して、村田勇三郎『機能英文法』 (大修館書店、1985年) に「四種類のbe」 (pp. 290-300) で詳しい記述があり、蒙を啓かれたのも四半世紀前。今、英語研究の最前線に立つ研究者、学者のもたらしてくれる知見に期待します。
過日のエントリーで、<an estimated + 複数名詞>に言及をしていたのだが、そのブログ記事を読んだ名大の大名力先生から、当該項目を含む論文を送って頂いた。深謝。
過去ログを自分で読み返していて、こんなエントリーで襟を正し、褌の紐を締め直す。

本日のBGM: Eucharist (Stephen Duffy)