朝な夕なに

tmrowing2012-06-13

ブログを更新しようと愛機PBG4を開いたら、TED Talksの情報が流れてきて、3回くらい聴いてしまった。
http://www.ted.com/talks/lang/en/susan_cain_the_power_of_introverts.html
10:43くらいで笑いが起こるのだが、"ideas worth spreading" を謳うTED Talksでこのような一瞬を共有できるのは凄いことだなと思う。
Interactive Transcriptでも確認できるのだけれど、引用。

And groups famously follow the opinions of the most dominant or charismatic person in the room, even though there's zero correlation between being the best talker and having the best ideas -- I mean zero. So ... (Laughter)

そう、だから書くときは一人なのですよ。
軒先の朝顔に見送られ出校。
進学クラス3年は、narrativeからdescriptiveへの橋渡し。GWTのテキストを解説。メンター用のフィードバックコメントの一覧を読み上げて、「良いnarrativeに求められる要件」を考えてもらう。N先生とK先生に感謝。本当に良いもの作ってくれたなぁ、と思う。
商業科2年は、テーマ関連語彙と用例の補充に続いて、「音読三昧」。
書き込みのあるセクションを使って、フレーズ単位での「対面リピート」まで行って、自己診断。
進学クラス1年は、『ぜったい音読』の緑本の、ウミガメと地雷を解説。ウミガメは中1、地雷は中2。ともに、英語としてはスカスカで行間を補い続けないとならない「文章」。
地雷に関しては、カンボジアの教育環境を補足。今、シリアが騒がしいとはいえ、遠い海の向こうの出来事。「内戦」そのものがイメージできないのは仕方ない。けれども、「学び」どころではない状況に置かれた人たち、「学ぶ」意欲に充ち満ちていながら、命を奪われた人たち、残された人の「学び」が成熟する前に命を奪われた「師」となるべき人たちのことは、つい1年程前に、身近なこの国の中に沢山いたことを見聞きしているはずなのだから。

放課後は、ビデオ収録。
今春の自校入試のリスニング問題の英文を使って、チャンクの切り出しを変えた音読練習をやっています。教卓の上で愛機も映っております。
やはり、一部うまく発音できていない語がありました。特に、visitors。舌の動きをコントロールできていないのが自分で喋っていて分かったのですが、I couldn’t help it. 自分で書いた英文なのに、上手く読めないって、自分の脳が心配。念のため、ここにも書いておきます。何かあったら、私の妻に伝えて下さい。あとは編集の手に委ねられました。動画ファイル、音声ファイルの容量の綱引きで、どの程度使えることやら。

帰宅後、『学習英文法』のゲラを直して、夜は自治会長会へ。
白熱すべきディスカッションも盛り込まれていて、2時間超。
家にたどり着いたのは、いつもなら寝る時間。
豚しゃぶサラダで晩酌。

今日の呟きを再録して、就寝。

基本的な疑問。授業や学習活動で日→英、英→日でサイトラとかクイックレスポンスをさせることをプラス評価した実践をしているのに、英文和訳や和文英訳に は否定的・批判的という人がいる。これはどういう「論拠」に立つものなのだろうか?いったい語・句・文・段落・文章のどの段階からダメになるの?
通訳者がやっていることは「今風で、理に適っていて、効果的」で、翻訳家がやっていることは「時代遅れで不合理で非効率的」とでもいうような偏見に取り憑かれていないだろうか?そんな了見で技能統合とかを語ってはいけないだろうと思う。

本日の晩酌: 玉川・純米吟醸・コウノトリ・無濾過生原酒・五百万石 60%精米 (京都府)
本日のBGM: 日々 (Live 20110521) / 空気公団 LIVE春愁秋思