an emotional reunion

ELEC同友会英語教育学会ライティング研究部会・第3回公開研究会が3月11日に行われました。
60人近い参加者を得ましたことを感謝いたします。単独の部会で公開研究会が出来ましたのも偏に皆様のおかげです。
企画運営準備、そして研究発表に奔走した研究部員の皆様、お疲れ様でした。
東日本大震災から1年が経過した3月11日の開催ということになりましたので、第2部の前には、震災で失われた多くの命を悼み、参加者一堂で1分間の黙祷を捧げさせていただきました。

会場には、英語教育界を支え、牽引してきた方達がそこここに。昨年の「山口県英語教育フォーラム」で講師としてお招きした、萩原一郎先生や組田幸一郎先生のお顔も。
シンポジウムでお招きした田地野彰先生、奥住桂先生、そしてコーディネータの工藤洋路先生、本当にお世話になりました。私の話で時間を浪費してしまい、肝心の「絡み」の部分が少なくなってしまいました。「意味順」が全国的に注目される中、東京で田地野先生のお話を窺える稀な機会ということで、参加して下さった方々、現職研修を終え満を持して新年度現場に復帰される奥住先生がどれだけパワーアップしたか期待を持って参加された方々、大変申し訳ございません。この埋め合わせは近いうちにさせて頂ければと思います。
会場の都合で、狭いスペースや、お手洗いへの階の移動などご不便を多々おかけしたかと思いますが、今後ともライティング研究部会の活動に注目して頂ければと思います。
木幡先生、長沼先生から発表のあった、

  • DCT (Discourse Completion Tasks)
  • “J1-J2” Tasks
  • Error Correction Tasks

といった近年の研究成果は、『紀要』という形でまとめられていますので、そちらも是非お読み下さいますようお願いいたします。
リチャードが始めた「第1回 公開研究会」、私がバトンを受けて開いた前回の「第2回 公開研究会」、そして工藤先生・長沼先生といった若手にバトンを渡して進められてきた、今回の「第3回 公開研究会」。今回の参加者の中から、ひとりでも多くの人が「第4回 公開研究会」に関わってくれると嬉しいです。
ライティング研究部会の月例会は東京で行っておりますので、これを契機に是非ドアを叩いて見て下さい。詳しくは、「同友会」のサイトから、左の「研究部会」のをクリックして、「ライティング研究部会」の頁をご覧下さい。http://www.geocities.jp/elec_friendship/

今回、私の発表に関わる資料をこちらに置いておきます。

2012.3.11_ELEC_Sokuseki_Matsui.pdf 直
3.11シンポレジュメ.pdf 直
Oral Introductionの逆をやってみよう.pdf 直
11Wr3_2TE_Q.pdf 直
11Wr3_2TE_解答例.pdf 直

シンポジウムの講師の方も一緒の懇親会は盛会。
初めてお会いする方、久々の再会の方、もう顔を見るのも…と思われているだろう方たちと2次会まで。英語教育に携わるお互いの「文脈」は異なりますが、ここでの胸襟を開いた話しが後々大きな意味を持ってくることも多いので、オフレコの話しも含めていろいろお話しさせて頂きました。ありがとうございます。
個人的には、田地野先生からは、昨年9月の「学習英文法」のシンポジウム「事前公開質問」への丁寧なご回答をいただけたことに感謝いたします。「ノート」のお話も伺うことが出来、何か希望の光が見えてきたかも知れません。私は先週も京都駅周辺にはいたのですが、近いうちに、必ず京都に参りますので、宜しくお願いします。

帰りの飛行機が強風で揺れに揺れ、緊張しましたが、無事帰山し、空港から職場に直行しました。
成績提出と、授業の進度表の実施状況報告書を書き、主任に提出。あとは追試指導と春期講習の準備ですが、明日出来ることは明日。

日本酒とカラオケの疲れが顔に出ていたのでしょうか、帰宅すると、

  • 夕飯は「牡蠣フライ」にしようか?

という妻の気遣いに感謝。娘と買い出しに行き、たっぷりのキャベツと大根おろしと一緒に遅めの夕飯。
今日は早く寝ます。

本日のBGM: 何度でも (Dreams Come True)