跳ぼう世界へ!

クリスマスイブが明けたら、家の前は一面の雪景色。
10センチくらい積もったでしょうか。
自宅で、週明けの課外講座の教材作成をせっせと。
対面リピート、イカソーメン、中抜きディクトグロスもどき、Flip & writeなどなど、自分の経営する食堂の賄い定番メニュー。三つ星シェフのスペシャリテではなく、自分たちの賄い飯。Sunday bestよりも、「いつも通り」で Do your best. といった感じですかね。
平常授業が終わり、学校事務も年末業務態勢に入るので、購入した書籍などは皆自宅へ届けてもらっているのだが、そろそろ宅配業者の地区担当者とも顔なじみ。「またアマゾンからです!」、と「また」がつくくらい毎日のように立ち寄ってもらっている。深謝。
サイドリーダーでは、評論社の『世界名作シリーズ』のうち、自分が高1の時に使っていた『英語ユーモア傑作選 II』(トミー植松 編) が出てきたので、そのカバーに記されたリストで、シリーズ62冊をネットで検索しながら、古書で何冊か発注。
同様に、先日落札した、伊村先生の問題集の巻末に、清水書院のサイドリーダーの一覧があったので、検索。『Century Books 英米名作選集』というのだが、これは古書でも初級レベルがほとんど出回っていない。
今日、自宅に届いたのは、

  • 出口保夫 『マザー・グースのうた』 (評論社、1978年)
  • アラン・ローゼン、西川盛雄 『ラフカディオ・ハーンの英作文教育』 (弦書房、2011年)
  • Lisbeth Zwerger. (1991). H. C. Andersen’s Fairy Tales, minedition, Penguin Young Readers Group
  • The Wizard of Oz. (1998). Oxford Bokworms, Stage 1

この週末、自分で足を運んで買ってきたのは、

  • 『オズの魔法使い』 (IBCオーディオブックス、2010年)

これは、定番の、「おなじ話しを易しいものからより難しいもの、対訳や注釈を頼りに行きつ戻りつして、いつかは原文へ」という読み方のために。このシリーズの英語書き直しは「洋販ラダーシリーズ」と同じものなので、物語によってはESL/EFL用の洋書より難しい。今回は、CD3枚。これで、retold版で4種類くらい揃うことになるので同じ物語を読むことで、「ことば」を読む楽しみを味わって欲しい。

  • Live ABC編 『やさしい英語で読む 世界の爆笑物語 Best 25音読CD Book 3』 (Jリサーチ出版、2011年)
  • Live ABC編 『やさしい英語で読む 世界の冒険物語 Best 7 音読CD Book 6』 (Jリサーチ出版、2012年)

これは、朗読している英語ネイティブの吹き込み者を見て即購入。現任校の入試問題のリスニングテストの吹き込み者と同じでした。
先日購入してあった、

  • 『どんどん読める 心温まる 英語で泣けるちょっといい話 CD付』 (アルク、2011年)

も、女性のナレーションは同じ方で、読み進め、聞き進めていたのだが、過去ログでも取り上げた『病院の窓』の話し (http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20090528) はよほどポピュラーらしく、この本にも収録。ただ、この話しのナレーションは男性でちょっとがっかり。さらに、”bring water for their baths” の日本語訳が吟味されておらずもっとがっかり。録音の時にでも、この部分のイメージ、情景を英語ネイティブと話しをして確認してみれば良いと思うのですけれど、編集者の目が行き届いていないということですかね。

ディクトグロスの参考になる書籍を見繕って年内最後の講座の準備は終了。

フィギュアスケートの年内最後の試合、全日本選手権も終了。
男子は、終わってみれば順当な順位と思うだろうが、フリーだけ見れば、羽生選手が1位ということを忘れてはいけない。先日のGPファイナルでの終盤を思い出しつつ、妻と二人で、画面に念を送っていたのだが、最後のステップに入る前に、すでに膝が笑っているようで、切なかった。演技が終わってから、自分の腿を叩いていた気持ちはよく分かる。4回転を手に入れたことで初めて得られる試練だと思うので、世界選手権まで万全を期して欲しいと思う。優勝の高橋選手は、疲れが顔にも出ていた。GPファイナルのフリーでのゾーンに入ったと思しき演技とは天地、雲泥の差。やはり、二本揃えるというのは並大抵のことではないのだ。「3コケした者が表彰台の頂点ではいけない」と本人も感じていることだろう。世界選手権までに体調を整えて、今季を締めくくってくれることを期待しています。
私が一緒に滑ったことのある数少ないトップスケーター、西野選手は、SPでは幸先の良い滑り出しだったのだが、フリーでは、力みが先行し、「粗雑」な評価を受けてしまったようだ。振り付けも宮本さんに変わったようだし、4分間を通してあのスピードで滑れるようになってきているので、来シーズンに期待。
女子最終グループも波乱があった。鈴木選手の力み。浅田選手のまさかのループでのミス。そして、最終滑走者、村上選手の転倒。
あらためて、今季の浅田選手を録画した滑りを見返してみると、浅田選手はストロークの伸びが昨シーズンよりも良くなっている。漕ぎ足さなくてもよいのだからリズムが安定するわけです。
スピードを出すために無理をしなくてもジャンプに入れるだけでなく、盤面での移動が滑らかで優雅さが出てきたので、このプログラムの良さを引き出しつつあると思う。比喩ではなく、前向きに滑るのが一層上手くなったように感じた。
今回の全日本は本当に大変だった筈なのに、物凄い選手だと改めて思った。世界選手権までの「間」は、お姉さんなど近しい人がサポートしてくれるでしょう。

断酒も、いよいよ二週間になろうとしている。妻からは、「年内はダメ」といわれているので、ネットであれこれ、新酒を検索。新年に新酒で楽しみたいと思います。
本日のBGM: There will never be another you (Alex Chilton)