生き延びる者の適性

台風接近の中、本業の国体県予選と引き続いての強化合宿終了。
金曜の配艇練習は今ひとつの出来で、2時間近く基本の確認とスピードを出すことを徹底。
土曜日は意外にも晴天。その代わり、陽射しが強く物凄く蒸し暑い。トライアルの指示をしたあとは、午後から使用予定のチームボートのリギングをしていたのだが、この間に止めどなく汗が流れ落ちてくる。やや逆風のコンディションのなか、1Xでのトライアル。中盤のリズムが悪く、ラン、艇速ともに伸びないままゴール。タイムこそ1番でしたが、県のチャンピオンとして他県の強豪を迎え撃つには、ちょっとお粗末な出来でした。スパートで目に見えて艇速が上がる時はその前の艇速が鈍っていることが多いように、ストロークのどこかにアクセントがあるということはその前後にかならず加速の緩み、鈍り、淀みがあるということ。
もうこの段階では、

  • どのくらい出来るかな?

ということを考えている場合ではなくて、

  • 絶対に結果を出すのだ。

という覚悟というか野心のさらに先の、「生き延びる者としての資質」が求められるように思います。汗をかいて、焦りを越えて、その先へ。
5月からこれまでのトライアルの結果を踏まえてチームボート編成。いろいろな思惑を越えて、最速の艇を作って下さい。
午後にはOコーチも到着、成年チームのふるさと選手たちも集結し、いよいよ国体へのカウントダウンという空気が高まってきました。成年のトライアルも終了し、代表メンバーの確定。
翌日曜日は、明け方から強風。比較的水面の安定した水域を指定しながらのトレーニング。午後になって、台風の進路によっては風が治まるかと思いきや、相変わらずの強風。手強いのは風や波だけではなく、初めて組んだクルーの相性などというものもあります。途中雨に降られながらも、なんとか午後モーションも終えることが出来ました。それぞれのクルーが課題を持ち帰り、7月の中国ブロック、5県対抗に向けての移動、配車等を確認して解散。ふるさと選手たちも新幹線、飛行機、バスとそれぞれの帰路へ。お疲れ様でした。
私は自チームの選手を送り、Oコーチを駅まで送った後、帰路に。途中の高速ではかなりの強風。オールを積んでいたので、少し煽られ気味でした。
帰宅後はすぐにシャワー。土曜日の陽射しで顔と首の後ろがヒリヒリ。やはり直射日光のダメージは馬鹿に出来ません。ちょっとだけベッドの上で休憩。
夕飯は「カレー」と「普通に和」という選択肢を与えられたので、「普通に和」で。昼がカレーだったのでね。
日が落ちてからさらに風が強まり、唸りが聞こえるくらいの暴風に。トライアルと練習ができてラッキーでした。リギング場の艇はみなペグとロープで括ってきたはずだけど、ちょっと心配。
週明けは期末考査。
明け方に作問の予定。

本日のBGM: Changes (David Bowie)