junk fujiyamaは木村魚拓に似ている

期末試験の採点と返却。
返却と講評で済む場合はいいけれど、そうでない場合は大変。
進学クラスの3年は、ダメ出ししているだけではそれこそダメなので、

  • なぜ、一度通過した問題と同じ問題を解くのにもかかわらず、その間違った答えに行き着いたのか?

という自分の思考の再現。これは、think-aloudとか、retrospective monologueなどという高尚なものではなく、頭の中の「間違った地図」をまず明らかにして、「できないにも程がある」の「程」を確かめる作業。時間がかかります。
進学クラス高2は、「ライティング」の設問のうち、出来が頗る悪かった説明文の再生問題のやり直し。「お手本」パラグラフの英文を異なる出題形式で再生する「復讐 (= リベンジ) 問題」。もう一コマの英語IIでは『コーパス』の再試。
普通科は、答えの確認に続いて、問題をシャッフルして「復習問題」。実際の期末試験は、

1. 与えられた名詞句を四角化する問題
2. 名詞を適切な箇所に補充する問題
3. 名詞句の整序完成問題
4. 空所補充完成問題
5. テーマ作文

となっている。
この形式にしたのは、最後の学年末試験までを通じて、踏襲できそうな形式だと判断したから。今は、まだ、1-4までのレベルが初歩の初歩なので、5とのギャップが大きいけれども、なぜ、それでもこの形式にこだわるのか?答えは、追分け、いや、追々分かるでしょう。
「復習問題」はそのうち、1-4までの名詞句の入れ替え。今回、平均点以上だった者は、何も見ないでチャレンジ。そうではない者はこれまでのプリントを参考にしても良い、という条件で、30分程度で終了。その後、最後の10分で、完成した名詞句を用いて、対面リピート。ペアによっては、日→英での応答。手応えのある者もいれば、まだまだスイッチの入りきらない者もいるという教室の真実。

月曜、火曜とも、放課後は本業で湖へ。
1年生も、艇速が徐々に上がってきてマメが潰れてきた模様。意識が手元に及びすぎると、連動がいろいろばらけてきて面倒な漕ぎになります。指は手首の関節まで続いていると考えるべきなので、手のひらのマメのケアには、固定テーピング用のホワイトテープは決して使わないよう指示。バンドエイドなどで出ている、「湿潤パッド」などを当てる。マメの位置によっては剥がれやすいので、その場合は、その上からキネシオか伸縮する肌色系のテープを使う方が良い。配艇などでよくあることだが、自分の足のサイズと合わない靴を履くと、足にもマメができるので、早めの対応が吉。前回の合宿でH先生の踵を見せてもらったが、大きいとパッドが上手く貼れないのでなかなかに大変だと思った。予算が潤沢にあれば、「規格に合わせてマイシューズも複数」がベストなんですがね。シマノの新しいシステムを普段の練習で採用している高校チームってあるのだろうか?

今、職場の準備室では、昼休みなど音楽をかけているのだが、それぞれの先生がお薦めの曲やアーチストを紹介しあったりしている。YMOや山下達郎、角松敏生、佐野元春など、この世代の皆に共通の「キー」となるアーチストもいれば、

  • 何故あなたの引き出しにその人が?

とか、たいていは私が紹介することになるのだが、

  • それって「イロモノ」「キワモノ」だね、

とかいうアーチスト・楽曲もありで、そんな反応もまた愉しからずや。
そんな中、例によって先日、私の紹介したのが「ジャンクフジヤマ (Junk Fujiyama)」。もうじき、フルアルバムが届くのだが、まずは公式サイトからの動画を紹介して、イントロのギターのカッティングで「達郎のDNA」を感じてもらった。ギターのアップの画面から、カメラが動いてアーチストの顔が見えるところで、ある先生が開口一番、

  • 木村魚拓!

と初耳の固有名詞を。そこからが急展開で画像検索しまくり。

  • 確かに!

と納得。
髪型・眼鏡という要素に多分に影響されていると思うのだが、本日のタイトルのような結論に至ったというわけである。サッカーのワールドカップの話題で本田選手が注目を集めている時には、「下顎」フェチの私が、

  • 本田選手は骨格と声がジミー大西に似ていますよ。

と指摘し、その感想や評価はネットで見る限りは多くの人に共有されていることが分かったのだが、今回の「発見」はまだネット上では見られない模様。ということで、これはまだ、拙ブログをお読みのみなさんと私とのsecretです。

本日のBGM: 秘密 (Junk Fujiyama)