”like a little boat upon the sea”

創部4年目にしてようやくインターハイ出場が叶いました。
1Xでの出場とはいえ嬉しいものです。
これまで支援をいただいた県のみなさん、学校関係者、保護者の方々に感謝いたします。県の代表としてふさわしい漕手となるべく、指導者共々更なる研鑽を積む所存です。まずは、週末の広島での中国大会で力を出したいと思います。
授業は高1のオーラルで、「四角化ドリル」で既習の語について発音と綴り字の原理原則を確認。未習の語でも、原則通りで読む予想が立てられるということを実感してもらう。中学の復習で扱う語彙レベルが低いからといって軽んじず、蔑ろにせず、血肉化することを説く。
高2は定義の続き。まだまだですな。先週のescalatorの定義を吟味していない者が散見。そして、少人数クラスだというのに、その中で、「おい、これって、どう書いた?」「俺、こんな感じ。」「ええ、私はこうやったけど…。」などという学びがまだまだできていない。切磋琢磨などとよく言うけれど、最初のうちは擦れれば痛みとか不快感も伴うものなのですよ。escalatorの定義で書き取った、

  • a moving staircase, consisting of an endless chain of steps moving continuously up or down (Longman lexicon of contemporary English、1981年)

というお手本を元に、移動・運搬の方向性を確認。エスカレータやエレベータを「上下に」、という日本語で切り取っていると、「動く歩道」も「前後」とか、「左右」などと考えてしまいます。「垂直」に対しては「水平」ですね。そうすれば、辞書にはエントリーがなくても、自分で肉付けして、

  • a moving sidewalk, consisting of an endless chain of steps moving continuously in a horizontal way

などという定義文を得ることができるでしょう。
また、動く歩道は、それが登場する以前のどういう構造物・機械・装置・機構と似ているのか、と問うて「ベルトコンベヤー」が得られたので、まずはそれを『グラセン和英』で引き、その英語を、今度は「学級文庫」の数種類の英英辞典で引いてみれば、使える定義が得られそうだ、という見通しが立とうというもの。ちなみに英語では、conveyer belt ですから、

  • an endless moving belt that carries objects from one place to another

とか、

  • a machine with a flat wide belt used for moving objects from one place to another, especially in a factory

などという定義文が書棚で待っているはずです。最後の定義文を活かせば、「動く歩道」でも、どこで目にするのか?という情報を盛り込むことが可能です。
ということで、継続して作業中。
高3は『L&R』のLevel 2へ。1レッスンを終え、ホワイトボードの用例とその図解の修正。まあ、トレーニングになった方ですかね。
放課後は湖へ。
1年生の乗艇をさせている間、オールの削りだし。結構大変。2Xの待ち時間でできる、陸トレメニューとして、腹筋・体幹だけでなく、スキップと連続立ち幅跳び、メディシンボール投げを追加。見本を示した私がこれを書いている今、筋肉痛です。情けなや…。

夕飯は妻がインドに行った時に買ってあったスパイスを利かせたカレー。久々の大汗でした。
2人でささやかに祝杯も。
明日は、中学校に入試説明会のため出張。
学校に戻ってから湖へと移動の予定。

本日の晩酌: 上喜元・純米吟醸・富山県南砺産契約栽培五百万石・50%精米 (山形県)

本日のBGM: Happiness runs (Donovan)