「裏切られるよりは彷徨う方がいい」

雨続き。
夜半からものすごい降水量で、川も相当に増水していた。昨年の豪雨で土砂が堆積していて水深があまりなくなっているのだろうか。ちょっと心配。
一昨日は早退したいくらいの、0から4限で終了という授業だったのだが、いわゆる「デフォルト」で、あのコマ割でした。今日は、時間割変更。0限でやっている再チェックは授業時数外なので、それを除くと、4,5,6限というコマ割。これだけ時間が空くと、集中力の維持が結構大変なのですが、今日は、某A書店に発注していた教材が届いたので、それで自分の英語の勉強をしていました。まずは、

  • 『コロケーション徹底演習I & II』 (泰文堂、2004年)

二冊あるうちのBook 1からスタート。練習問題は1日25題で配分、1冊で40日分、1000題、2冊で計80日分の2000題と、文字通り「徹底演習」です。私は、Day 1の25問で早くも、1問間違えてしまったので、悔しいのなんの。ペース配分が大幅に狂いそうです。
今年度は普通科も教えるので、

  • 成田圭市 『英語の綴りと発音  「混沌」へのアプローチ』 (三恵社、2009年)

を読み始めた。「音声学は大学でしっかりと学びました」などと思っていた、自らの浅学を恥じるべく、目から鱗の連続。竹林先生ごめんなさい。
フォニクスのように、綴り字を音声化する体系だけではなく、聞こえた音・自分が発する音をどのように記述するか、という観点での体系・混沌に思いを巡らす。ある音をどのような綴り字で表すかという、出現頻度・分布が%で示されている。初学者・入門期の指導書ではありそうで、あまりない記述と考察ではないかと思う。
4限は、普通科2年で試験監督。
5限は、高3で『L&R』で新しいUnit。テキストの手順の前後にdictoglossを挟んで、top-downとbottom-upという二つの処理を体感してもらう。このテキストはbottom-upに最適の教材であることを踏まえて、信頼して取り組むことです。最後に、シャドウイング的活動のあと、1文単位での対面リピート。既習教材を用いた場合には、シャドウイング的活動よりも対面リピートの方が負荷が高いことを確かめてもらう。何故、私の授業ではシャドウイングよりも対面リピートを重視しているのか、高1、高2としっかりと取り組んできていれば分かるはず。
6限は、高2で久々に「今月の歌」。
K大附属のS先生の実践にinspireされ、スザンヌ・ベガの “Luka” を使った。私の授業では、5年ぶりくらいになるだろうか。S先生の実践では、私が以前、津田塾フォーラムで発表した「ああ詩心 英詩のある英語の授業」について言及もあったので、「微笑み返し」という感じでしょうか。学校種を問わず、高校の英語教室でも歌の実践が広がりと深みを持つようになれば、これほど嬉しいことはありません。
今週の職員会議は無し。
本業はエルゴで疲労回復と調整。
GWの熊本遠征に備えて、練習用の Rowing Suitを注文。久々におはると電話で話しました。朝日レガッタには2Xで出漕とのこと。パートナーの名を聞き、思わず唸る。
こちらも明日からは、試合モードです。
更新は暫しお休み。
夕飯は、みつせ鶏のレバー焼き、ブロッコリーのサラダ、子持ちカレイの煮付け。

本日の晩酌: 獺祭・純米大吟醸・50%精米・本生・槽場しぼり (山口県)
本日のBGM: 名前のない鳥 (元ちとせ)