Late submission!

高2は不定詞の続き。
意味上の主語と形容詞的用法・副詞的用法ともに出てくる、足跡の有無による頭の働かせ方。
19年前に自作したハンドアウトを使って、形容詞と不定詞の文型8パターンを確認。足跡の有無、人主語とit主語での書きかえ、抽象名詞化の可否などなど、語学的にはとてもよくできてるなぁ、これ。

  1. certain/ likely//possible
  2. able/ liable// free/ available/ ready
  3. slow/ quick
  4. careless/ silly/ splendid// lucky
  5. angry/ glad/ sorry
  6. heavy/ hot/ good
  7. anxious/ willing/ eager
  8. hard/ difficult/ easy/ impossible

問題は、学習者がこの順に発達段階を経ていくわけではないということ。まず、得意技や軸足をどこにつくるかです。
今日『やれでき』で扱った文に、

  • The water was too cold to swim in.

があったので、足跡に注意すべき項目として、次の英文を吟味。

  • (x) This river is too dangerous to swim in the rainy season.

の誤りを正して、

  • (○) This river is too dangerous to swim in in the rainy season.
  • (○) In the rainy season, this river is too dangerous to swim in.

という具合に、”in in” とならぶと、WORDで赤波線がでる項目の確認。
『やれでき』の確認問題として、p.25 で示されている問題のうち、

  • This chair is too small for me to sit on.

を正答として求めるもので、錯乱肢にある、 for me to sit on it は容認度が高いことを指摘。この項目を初めて見たのは小野経男氏の著作だったろうか。補文のもつ文らしさ、ということで整理できるであろう。”so … that SV” での書き換えは中学校で卒業しておいてもらわないとダメですね。

高1は『ぜったい音読』をうんざりするくらい音読をしたあとで、中間テストでの応用問題の書き取り。1文ずつ2回聞いてからペンを取る手法で、最後までいったら全文通して1回聞いてからペンを取って修正。その後シャドウイングを1回やって修正。その後、英問のリピーティングでダメだし。今週いっぱいで、『続・入門編』の全12レッスンを2周目まで、うち半分の6レッスンを音読筆写の5周目まで課す。来週からは、ようやく『標準編』へ。これで中学校の復習終了である。並行して淡々と進めている『短単』が夏休みで終了という流れだろうか。最後の2分で、答案返却。
高3は新たな課を40分でひととおり読み終えてから、答案返却。この取り組み状況では、高3での伸び代には余り期待できませんな。同意表現の整理。定義、パラフレーズ、言い換えにどの程度こだわっているかが読みの精度を決めてしまうのだが、今ひとつわかっていない模様。
接頭辞 en- のまやかしに要注意、ということで、恒例の endangerとencourageを解説 (過去ログ参照→ http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20080611)。 構造が異なることを実感することが大切。
私はとにかく、早く一定の話型をこなして基本長文の暗誦に近づけたいと思うのだが、生徒は相変わらず、テキスト付属の予習ノートで予習をして安心している模様。何かというと教材が与えられ、課題が与えられ、設問が与えられていないと学べない。貧弱骨細。学級文庫には高校生でも十分使える英英辞典や厳選された教材が1年近く用意されているのに、そちらを使いこなそうとは思わないようだ。

放課後はエルゴトレの指示を出して、中間試験のクラス集計。
誰が組んだマクロかわからないが、学年が変わって科目数が増えた場合に対応できていないのだな。人数が人数なのだから、小細工はいらないのだけれど…。個人票を打ち出してから、保護者対象進路説明会の資料づくり。学校を出たのが7時過ぎ。
遅い夕食の後、所選手の久々の勝利と、KID選手の復帰戦を見る。
KID選手はスタイルが変わった。膝の調子がまだまだなのだろうか。相手のレスリング元世界王者の身体の強さにびっくりした。本当に強い人はナチュラルに身体が強いのである。
私が30代にさしかかる頃だろうか、サブミッション・アーツを主催する麻生秀孝氏のイベントが神保町の三省堂であったときに、買い物中でたまたま居合わせたことがある。麻生氏と選手がマット上で種々の技を披露した後、会場を埋める格闘技ファンに向かって麻生氏が、

  • 誰か、選手とスパーしたい人は?

と問いかけた。さっきまであんなに熱狂していたのに、皆尻込みして誰も出て行かなかったので、私が手を挙げて対戦することになった。最初の相手は国際武道大出身でサンボもやっている選手。私は当時体重70kgそこそこ (プロフィールの写真よりは痩せていました) 、相手は中軽量で60kg台後半の選手だったので、アームロックや膝十字などほとんどの技に対応できたのはよかったのだが、これで素人に面子をつぶされたと思ったのか、麻生氏は次に奥で控えていた大柄な選手を指名した。体重おおよそ90kg。リングスや修斗にも出ていたT選手であった。体重差が20kgあり、上に乗られて胸が合わさると自由がきかなくなることを実感した。

  • Mr. T was too heavy for me to lift (him). ※不定詞の目的語は optional

というわけである。今のように総合格闘技が脚光を浴びる前の時代、リングスがもうあったのだから、プロレスがUWFからUインターへ、というあたりかな。地味だがえぐい「フロントチョーク」などの技はまだ流行っていなかったのが幸いしたと思う。最後はV1を決められて私がタップしたのだが、なかなか離してくれなかったT選手がその何年か後、SAWの大会で優勝したのも今では良い思い出である。

本日の晩酌: 大七・生もと純米・生 (福島県)
本日のBGM: ゲットバックサンボマスター (サンボマスター)