些細な仔細の定めし幸せ

卒業式の代休を挟んだ飛び石日程で学年末試験進行中。
とりあえず、自分の担当する4種類の試験作成は終了。高1、高2ともに、既習事項と各学年の到達技能の鬩ぎ合いで悩ましい作問結果に。問題を解く生徒は生徒で悩ましいのだろうけれど…。1年生の担任の方に、問題を見せたら、「英語ばっかりだ…」と驚かれていました。さらには、「いくら既習とはいえ、30分程度でこれ全部読めるというのがすごい」という感想も。実際には、初見でもそれなりに出来なければならないので、1年終了時にはこの位が出来ていてもらわないと困るのです。
ご希望の方がいましたら、試験終了後にコピーをお送りしますので左のアンテナからメールをどうぞ。

自宅は徐々に書籍の段ボールが空き書棚へ入れるだけ入れるという感じ。入れたのは良いけれど、いくつかは処分しないと。オークションでもやりますかね?

内田樹ブログに触発され、『二都詩問』入手。こうして増殖していくのですね。今回はまあまあ程度のよい初版。内容は頗る面白い。思い返すと、吉川幸次郎作品はあまり読んだことがなかった。食わず嫌いはいけません。そういえば、riversonさんが古書店で見た福原麟太郎全集についてブログで書いていたなぁ。雑誌の無駄遣いを止めれば、あの価格でも少しは手が出せようか。

テストの採点に疲れて、『愛のアランフェス』再読。涙涙でカタルシス。
『英語青年』(研究社)書籍版最終号読了。この続きはwebで、というのが何とも淋しい。この雑誌を作ってきた、支えてきた、受け継いできた人たちの想いには比べようもないけれど。3月2日付けの、朝日歌壇のコピーを職場でとっておいた。栞か、澪標か。
『英語教育』の3月号のForumで、「生き残っている主要な英語教育関係雑誌は今や本誌だけとなってしまった」と言っている方がいらっしゃったのだが、『新英語教育』(三友社)や『英語展望』(ELEC)などに興味を持たない人は相変わらず多いのだろうなぁ。
夕飯は、ハマグリとキャベツのパスタ。スープ・スパ風で、大蒜と鷹の爪で味をぼんやりさせないのが肝(とはいえ、全てシェフ任せですが)。
雨脚が強まり冬型の気圧配置再来ということで、こたつを投入。リラックス。
さあ、今週もあと一日。明日は、午後から寮の当番。
採点か、読書か。それが問題だ。

本日のBGM: Soup Song (Moose Hill featuring Tomoyo Harada)
本日の晩酌:梅の宿・純米吟醸・無濾過(奈良県)