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天気は下り坂。調子も下り坂。
自分のクラスでは教室の掃除を徹底。ゴミ箱が溢れそうな状態で生活をするような感性を放置してはダメ。
高1、高2とも『P単』を採択しているが、使用上の工夫として、おかじゅんのいう大原則、 ”spaced rehearsal” の仕組みを徹底。コロケーションの選択が優れていて、日→英という提示順で、CDで音源が付き、教材そのものがドリルブック&テストになっているので、要は使い方の問題なのだ。1ページに10個のコロケーション、100個で1セクションという構成で、トレーニング計画・進捗状況の管理がこれほどしやすいものは他にないと思っている。ヒントの提示の仕方、100個一気食いの記録欄、途中の「P君」の語りかけ、著者の理念や哲学を披露する「徒然草」、ユーザーの声を記した「僕にも・私にもできた」のコーナーなど、動機付けとその維持の面でも工夫が凝らされている。
だめ押しというわけではないが、学級文庫にあるモギケンの本から、多くのモダリティに訴えかけるなど、理に適った記憶の定着方法を再度指摘。

一方では、効率のよい学習方法を求め、達成度を高めつつ、他方では「はずれくじ10枚理論」。
矛盾しているようだが、それが学校教育の立っている足場、足元なのだと思う。
先日の某知事と高校生の対談の話を蒸し返すわけではないが、某知事のお好きな「自己責任」という論理を学校選択制など公立での教育にまで押し進める(押しつける?)と、このような問題が出てくるという好例が→http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/special/s_11/20070929tv01.htm
某局での「非正規教員」問題の特集で、コメントする有識者が杉並師範館の取り組みを持ち上げていたが、施設と維持費、人件費までを含めて区の予算がどのように動いているのか、それを区民は把握しているのか、区が独自に養成した教員と一般の採用ルートを通ってきた教員との配置・処遇・給与面での差異など、区民にどこまで周知徹底しているのかを併せて報じなければ何にもならないだろう。

日本のプロ野球は日本シリーズ。昨日は『相棒』の前に放送されていたので、岸投手の好投をみることが出来た。CS(クライマックス・シリーズ)でさえ、地上波での放送がないくらいだから、今までまともにパリーグの試合を見たことがなかったのだが、こんなにいいピッチャーが日本にいたのか、とびっくりした。野球部の顧問の先生に解説をお願いして良さの裏付けが少し理解できた。朝日新聞に載っていた写真が岸選手の素晴らしい身体的バランスを物語っていた。

GPシリーズは、中国杯 (Cup of China) のSPが終わる。
スケート・アメリカと同じく安藤が2位、キム・ヨナが1位だが、得点が今ひとつ。転倒などDeductionもなく、大きなミスがないように見えるだけに、課題は残る。今回はアメリカ大会と比べて、ジャンプの精度が落ちたのか、今季のプログラムを知ったジャッジが厳しくなったのか。キム・ヨナの入りのコンボ(3F+3T) では3Fが誤ったエッジという判定で-0.8。3LZは回転不足(両足着地?)でダウングレードということのようだ。最後のコンビネーションスピンは映像で確認すると軸がずれているので、レベル3止まりということか。やはり、スケートは滑るものなのだと実感。安藤は、TRの修正をしてきた模様。特筆すべきは安藤の入りのコンボ(3Lz+3Lo) は加点が付き11.80という評価。これは凄い点数です。フリップを得意とするはずの安藤でも、3Fでダウングレード。難しいものだなぁ。フリーでは、キム・ヨナが苦手とする3Loを回避するかどうか、ちょっと心配。
ここからは週末のたびに怒濤のGPシリーズであり、ファイナルまで見逃せない。アスリートとして、また美しいパフォーマンスを魅せる演技者として、もう一度見たいと思わせるような滑りを期待したい。

本日のBGM: 遙かなるまわり道の向こうで(KAN)