留守番電話

今日は本業で、大分国体にむけての最終調整段階。
私が監督する今年の成年選手は大学生。8月末のインカレ、先週の全日本と大きなピークを2つ作ってきているので、調整は大変難しい。
朝の気温が思いの外低くなっていることに驚く。まずは県内の水域のひとつにある艇庫に選手を迎えに行き、もう一つの水域まで移動。遠征ではなく、こういった県内の練習での燃料費や交通費は全く自腹なので高速は使わずに下道で。(燃費がリッター9kmで、移動は往復で約100kmですから、それでも馬鹿になりませんが…。)
リギングに少々手間取ったが、技練から低レート中心の乗艇で課題をいくつか確認し、明日以降のトレーニング内容を明確に。大会直前なので、詳細は言えません。練習後選手を送り届けて帰宅。7時過ぎでもう夕闇。明日の朝は、6時開始の個別メニューから。最後の最後まで、艇速を高めることに全精力を傾けましょう。
今回は学校を一週間くらい空けるので、「出張」で出てきているのだが、今日はとある出版社の人から学校に電話があったようだ。本来勤務日ではない土曜日にたまたま出校していた教務主任が伝言を受け、国体で6日までいない旨を伝えてくれたのだが、「電話があったと伝えて下さい」で会社と名前以外、自分の所属部署や連絡先などは一切明かさず。結局、教務主任は、わざわざ私の携帯の留守電に。
この方、私は全く面識も話したこともない人なのに、私に何をどう伝えたつもりなのだろうか?謎だ。その出版社の編集担当者は、私のメールアドレスを知っているのだから、これを見ていたら、ひとまずメールで要件をお伝えいただけるよう、お願いします。国体から戻ってきたら返信させていただきますので。悪しからず。

さて、
昨日の授業で、印象的だったのは1年のオーラル。
スピーチのマップ作りから、表現へ、と言う活動で私が1対1で添削する時間をとった。全体でフィードバックをし過ぎると、スピーチを聞く喜びが半減するだろうから。
映画をトピックに選んだ生徒は、「映画・作品に出た」と「映画・作品が出た」との使い分けに悩んでいた。

  • <作り手+produce/direct+作品>
  • <作り手+star+俳優+in+作品>→<俳優+be starred +in+作品>

という文型・語順の整理の仕方。<作品+starring+俳優>という名詞句での後置修飾までは触れず。
ペットをトピックに選んだ別の生徒が、"… stayed in my house before I was born." という英文を作ったので、そこからやりとり。(…にはペットの犬の名前が来る)
いつの話し?と切り出し、基準時が過去であることを確認。今を基準として、そこまでの行動を述べる表現が、現在完了の<have + ed/en形>だから、過去を基準として、そこまでの行動を述べるには?という問いかけに、<had + ed/en形?>と自信なさげに返答。そういう英文見たことある?と聞くと、「ないかも」。でも、それがあると便利な気がしない?と誘導すると「便利」、ということで、過去完了の導入。状況を細かく確認しながら最終的には "…had come to stay in my house before I was born."という英文に。「なんか英語っぽい」と本人はいたく満足していました。足場を固めつつ、少しずつ背伸びもさせてみることが大事だなぁと実感した一コマでした。
これから先、最長6日までは、国体モードなので、更新は滞ることが予想されます。その間、過去ログでお楽しみ下さい。
本日のBGM: Listen, Listen (Sandy Denny)