「エイドリアーーーン!!」

二日続けて雄叫びモード。
週明け0限は、高2から。
It の仮主語(形式主語)から、関係代名詞、同格のthat、強調構文(分裂文)までを12の基本例文で確認する。0限は5分短いので、最後の2例が処理しきれなかったため、明日に持ち越し。
高3は、物語文の確認で、お馴染みの ”Jennyちゃん” のワークシート。フローチャートもつけて、週末までの課題。Unit 3は、”Ken Noguchi” の話。文頭の分詞構文と、動名詞主語の見極めが練習できるレッスン。段落ごとに基本時制の確認を徹底。文頭の従位接続詞の用法に注意を与える。whileは時として悩むだろうが、それ以外の副詞節で悩んでいるようでは高3レベルの英文を自力で読み進めはしないだろう。内容は凡庸なもの。ただ、野口健の父親が外交官だったのは知らなかった。北米勤務から中東へという件で、学生時代の友人Yさんを思い出した。彼女のお父さんも同じような赴任地だったような。語彙・語法の設問で、”back down” の語義を、辞書的ではなく文脈にすり寄らせて解釈させる問題があったのだが、いささか、言葉のセンスがなかったように思う。
午後は高1。連休も明け、疲れが出てくるころか、覇気がない生徒もちらほら。"Is everybody here today?" という問いかけに対する応答の話から。続いて昨年度の中間考査の問題を解かせながら、求められている英語力、その根底にある学力、それを支える普段の学習力の話。
そりゃ、今すぐ解けてたら授業を受ける必要がないでしょ?学んだところ、使ったところを出来るようにする、これから学ぶところも、使えるように、出来るように学ぶ。それだけのこと。

  • 最後に英語が残るように
  • 自分の英語で言い換えできるように

田尻先生がよく指摘する、理解→習熟→習得というのは中学校だけでなく高校初学年でも当てはまる。
1年の担任の先生にも毎回、プリント類を渡しているのだが、今回の「過去問」を見て、

  • ええ問題ですね。

と感想を述べられた。「訳して終わり、ではなくてちゃんと全部読まないとできない」、「テストで問題がたとえ出来なくても、そのテストをすることが勉強になる」ということらしい。生徒は2学期くらいでようやくその意識が自分のものになり、取り組むようになるのだと信じて、今年も頑張ります。
Sassoon Joinerはまだ本調子ではなく、ある時はAdrian Williams、ある時はエンジニア(プログラマー?)とメールの応酬。何度、”Dear Adrian, “とkey in したことか。「WindowsでもMac OSのTigerでも不具合はないのですが…」などと言い訳がくる。Adrian からのメールに添付されていたインストーラで、フォントの再インストール。ライセンスコードは本来、購入するもののはず。最初の返事では、「フォントはembeddedだから追加購入しなければならないものはありません。大丈夫です。」などと言っていたのだが…。ソフトの不具合を英語で説明するのも、初めの大まかな起動手順、操作手順を伝えるとか、画面に出るものを添付で送る際に、どれがどの段階のログかを説明している内はいいのだが、その先になるともどかしさを感じる。Wordにコピペすると、joined lettersではなく、Sassoon フォントのイタリクスにしかならないところがさらに悩ましい。ページレイアウトとプリントプレビューを上手く使って、pdfに変換しておけばワークシートを学校で印刷できないことはない。でも、その面倒な作業のために、1万数千円もこのソフトに払っているのかと思うと寂しいなぁ。誰か、他にSassoon Joiner使っているMac OSX (10.4)ユーザいますか?

本日のBGM: Gonna Fly Now (“Rocky” OST)