『満足できるかな』

未明より雨。湖に恵みを!
出勤時には止んでいた。トホホ。

私の尊敬する女性アスリートにイングリッド・クリスチャンセンとアニカ・ソレンスタムがいる。本業の世界では、コーチはゴルフ好きが多い。先日の強化合宿の折りにOコーチとの話題に上ったのが、アニカ・ソレンスタムの身体の使い方。力みのない自然体とでもいうべき姿。「姿勢」とは「静止」しているときでさえ、「勢いを生む姿」なのだということがよくわかる。私もたまたま名古屋への新幹線の中で隣の客が残したと見られる『アルバ』の分解写真特集号で目にしていた。自分でも買おうと思っていたら書店では既に最新号に変わっていた。今度誰かに借りることにしよう。
高3はディスカッションや論文で頻出の名詞の整理。以下のリストを自己チェックして辞書を引いて、重要度を確認。

  • idea: image/ concept/ notion/ thought/ theory/ hypothesis/ belief
  • opinion: judgment/ view/ viewpoint/ principle/ faith
  • hint : suggestion/ indication/ advice/ implication /intimation
  • proof: evidence/ confirmation / certification/ verification
  • research: analysis/ investigation/ examination /study/ inquiry/ exploration/ scrutiny/ probe
  • manner: style/ fashion/ mode/ form/ way/ means/ method/ process/ procedure
  • type: category/ kind/ sort/ variety/ class/ family/ species/ genre
  • degree: extent/ level/ measure/ range/ ratio/rate/ scale/ scope/ proportion
  • part : portion/ fraction/ fragment/ share/ allotment/ division/ element/ component/ factor

などなど私が恣意的に類型化した計115語。なんのデータ分析も経ていない単なる一覧です。結束性などという用語は市民権を得てきたように思うが、指示語や代名詞以外の、このような一般名詞で成立する結束性にはあまり意識が向いていないような気がする。そのため、相変わらず「難易度の高い」語として認識されてしまったりするのではないか。
高1はサマリー音読チェックの後、教科書本文全文の重ね読み。その後、教科書の練習問題。
普通科は試験範囲が終わっているので、テスト勉強で自習。
放課後は職員会議。
早めに帰宅し、5種類の期末試験問題作成と並行して、学年通信の執筆・編集。
文科省の中教審意見募集にメールを送る。
一つは小学校英語活動に関して。
「誰が担当するのか?」に関する明確な見通し、計画を求めた。教員養成を考えると、専科の問題は極めて大きいのではないかと思われる。すぐに「英語」は専科で、などという人も以下の資料で教育全体・教員養成全体の大まかな状況が掴めるかと思う。少し古いがリンクを。
東京学芸大のプロジェクトチーム作成による『「小学校の教科に関する科目」の授業の意義と方法』(教員養成関係)。http://www.u-gakugei.ac.jp/topics/hasegawa/02.pdf
もう一つは、高校の英語科目再編に関して。
こちらでは、明確な技能の発達段階・到達目標の記述枠組みの整備を求めた。Can-do statementsでもband scalingでもrubricsでも attainment targetsでも何でも良いので、早く英語教育の専門家と教室現場と言語教育行政とを繋ぐべし。今年の夏の英授研でK氏に問いかけをしていたのだが、少しは動きが出て来たようにも聞いているので、今後の進展に本当に期待したいものだ。
夕飯は牛テールと大根のポトフ。プラス、地元産シジミのみそ汁。
本日のBGM: 待ちすぎた僕はとても疲れてしまった(遠藤賢司)