卵が先か、コロンブスが先か?

午前中は、ビジネス、実務系のボキャビル。
接頭辞ごとにエクセルのワークシートで語彙リストを作成。北大語彙表でレベルチェックして、レベル4,5のものを中心にして各種教材で漏れのないように確認。
この分野は、もっとも自分に縁のない分野なので新鮮。英語教師勤めるだけなら compensation and benefitsとか自分で使うことまずないよなあ。JACET8000が届いたらそれでさらに補強してみよう。
午後になって履歴書作成して一件応募。どうなることやら。
さっきワシントンポストを読んでいたら、「瞑想と脳の働きの関係解明」という記事発見。ダライ・ラマ門下の高僧を最新鋭の測定機器で調べたところ瞑想時にガンマ波が際だって出ていることが判明とのこと。
この記事を読んでいて感じたのは、「学習ストラテジー」のことだった。
「上位者の用いているストラテジーには下位者と比べてこのような特徴が見られた」というところでとどまっているリポートやリサーチが多いと思わないだろうか?
現場の教師が気になるのは、「上位者になったからそのようなストラテジーが使えるようになったのか」それとも「そのようなストラテジーが使えるようになったから上位者になったのか」という部分であって、さらには、「そのようなストラテジーを身につけるにはどのような準備や訓練が必要なのか」ということなのである。
脳科学が進歩し、「脳の働きについて我々が知っていること」は飛躍的に増えてきたけれども、人間が誕生してからの何千年という単位で見れば、「人間の脳の働き」にはそれほど大きな進化はないのではないだろうか?