The way I see it, ....

昨日の続きで、英語教育関係の原稿書き。
「話題」と「現実の使用場面」とでマトリクスを作ってタスクを設定するのは、ことライティングに限っては徒労であろう、という趣旨のことを書いた。教室内で書くことによる in the real world task はほとんど存在しないから、という理由なんだが、今ひとつ切れが悪いので、週末まで少し場合分けでケーススタディ。
G大website用に「『自由』英作文」の回を執筆。こちらは過去問の整理でちょっと手こずったがまずまず。週明けにはアップできそう。
そして、金曜日に向けて、教科書の語彙語法チェック!!頭が痛い。
いくら高校最上級レベルだからとはいえ、lesson 1 で2300 wordsってのはきついんじゃないかなあ?
内容は、現代の国際的な諸問題を扱ってはいるのだが、読んでいて楽しくない切り口が多いように感じられた。
軍縮、平和、国際関係とジェンダーイシューとキャリアプランニングが一緒に出てきて高校生でmanageできるか心配。日本人向けの教材を日本人としてきちんと作れるだけの英語力を身につけたいなあ。
あるレッスンでは、5段落で1セクションが構成されているのだが、その全ての段落が、
<導入文 → (al)though → 結論文> という展開になっていて、うんざり。
オリジナルのライターは全米を代表するようなジャーナリストとのこと。マジですか?
無理に書き下ろしにこだわらなくても、読ませるべき価値のある文章はたくさんあると思った次第。